ツメツメさん

ちゃん坊が小さい頃から、「爪」のことを「ツメツメさん」と呼んでいた。なんでそう呼ぶようになったのか。
「ツメさん」でも良さそうなのに。
自分で呼び始めておいて、全然思い出せない。
呼びやすかったからなのか。

そしてちゃん坊。
１年くらい前から爪は自分で切るようになったのだけども、のびても全然切ってくれない。
だいぶ伸びてから切る。
そしてそれを集めている。
嫌・・・。

「ほら、切ったよ。長いよ」
と見せてくれるけど。
「あれっ、親指は？これも長いよっ！」
「これはっ、軽いからっ！」
「はぁ？軽いじゃなくて長いでしょっ」
「軽いんだよっ。爪はねっ、重さの問題なんだよっ」
「そうなの？？」

実は私自身も子どもの頃に切った爪を取っておいていたことがあった。
当時使っていた爪切りの下に、切った爪を集められるケースが付いていたというか、切った爪がちらばらないよう、そこに落ちるしくみのようになっていて、そこに貯めていたのだ。
私には切った爪がちりめんじゃこに見えて、それを集めておままごとをしようと計画していたのだった。
でも、それを、一緒におままごとをしようとしていたお友達に見せたところ「気持ち悪い」と言われ、ショックで捨てたのだった。
まあ、そりゃあ、気持ち悪いよね。。。

というわけで、切った爪を捨てないちゃん坊にとやかく言えず、爪関係は、もういいかと放置している。結局、切れっていってもなかなか切らないし。