小学生男子、といってももう6年生の、ちゃん坊と暮らしています。 ちゃん坊を産んだ頃から思っていたけれど、子どもを見ていると、自分が子どもの頃のことを思い出す。 産後半年くらいだったかに、自分が幼稚園の頃に、園内でのお誕生日会で配布されていたバタークリームの誕生日ケーキについて調べたくなり、実際に通っていた幼稚園に問い合わせたりしてみたのだけど(結論として、今はもうない和菓子屋さんで注文していたらしい。夏は白のバタークリームで、冬はチョコのバタークリームだったらしい。私は夏
今朝は今年一番の冷え込み。 思わず「寒い~」と言うと、 「みんな、そうだよっ。でもねっ、こらえてんだよっ!」 「こらえて…」 「だから、寒いって、言わないでっ!」 もう、暖房、入れることにした。
手でオナラの音を出すことにはまっているちゃん坊。 小学生男子っぽい。 プップッと上手に出ている。 手の握りかたが、ちょっと独特で、ただ組んでるんじゃなく、左手は、親指と人差指の間、そして人差指と中指・薬指・小指の間を開いておく。右手は、小指と薬指・中指・人差指の間、そして薬指・中指・人差し指と親指の間を開く。そしてその隙間にかませるように両手を組む。 という、何度か教えてもらっても覚えられない複雑な感じで…。 私は上手く音が出せない。スッスッてなる…。 「これ、そん
ガラッ。 脱衣場の引戸が開く。 ちゃん坊がお風呂から出たんだな、と思って顔を向けると、パジャマ姿のちゃん坊がトランクに乗って登場したからびっくりした。 「えっ。それ、乗っていってたの?」 「うん」 「だから、乗って出てきたの?」 「出る前提でねっ」 行きも帰りも乗る予定だったらしい…。
ダイニングテーブルの周りをけっこうな勢いでぐるぐると回っているちゃん坊。 「なにやってんの?」 「バスの練習中っ!」 練習…。練習?
非常用リュックに入っていた氷砂糖。個包装のタイプ。 ちゃん坊に渡す。 個包装っていうのがいいよねっ、と思ってたのだけど、ちゃん坊的には、あの、たっぷり入った大袋タイプのがいいと言う。 「お得な気がすんだよなー」 「あってるよ、お得だよ」 「お得な理由、その1~。ずっと楽しめる~」 「あー」 「その2~。なんか安心感がある~」 「まあね」 「その3~。なんかハッピーハッピーな気分になる~」 「そんなに?」 「その4~。梅酒とかもできる~」 「梅の季節過ぎたけどね」 「その5~
初夏に、梅シロップを作った時に買った氷砂糖。 その残りを、ちゃん坊はおやつにちょこちょこ食べていた。 それを今日、食べきった。 「これ、食べ終わった」 「えっ、そうなのっ?」 「また買って」 「あー。でも、おうちにあるかも。あの、非常用のやつ」 「そうじゃないんだよぉっ。普段用のやつっ」 「あぁ」 普段用かぁ。 一応、災害時の非常用持ち出し袋にはあったけど、あれを普段用におろすか。。
寝る前にしなくちゃならないこと(洗濯物をしまうとか、宿題とか)を放っておいたまま、お布団で寝ているちゃん坊。 「ちょっと、ほんとに寝ないでよっ」 「んー。ちょっと、ぐっすりしてただけだよっ」 「ぐっすりって、何?」 「おやすみとおはようの中間っ!」 「えぇ?」 「ぐー」 寝ちゃった。。 仮眠、ということだったのだろうか。 もう、朝、色々、やってもらおう。
「ちょっと、食べ終わったんなら、食器、持っていって!お水に浸けとかなきゃカピカピになるしっ!」 「あ、これね、お皿くんたち、汗かいてるみたいだったからー」 「えっ?」 「『あっ、自分、汗かいてるっすー。だからカピカピとかならないんで、大丈夫っすよ』」 「え…」 新しい言い訳。汗って…。 もちろん水なんて入っていない。 そしてすぐ運んでくれた。
ヤンヤンつけボーが、気がついたらすごく値上がりしており、買うには躊躇する感じで、別に食べなくてもいいのだけども、でも、ごくたまにだけども、ヤンヤンつけボー気分になる日もある。 そこで、複数の別のお菓子等を組み合わせて、それっぽいのを再現してみることに。 「きのこの山のジク」と「ヌテラ」と「カラーチョコスプレー」と「チョコスプレー」と「アラザン」で、わりと近い感じのお菓子になった。 「ヤンヤンつけボー風パーティだねっ」 「ねっ」 準備中、アラザンがお皿から調理台に1粒落
「ねぇ、おかさんの携帯はっ?」 「あっ、こっち。寝てたよ」 「ハァ?」 (携帯を持ってきて、かわいい声で) 「『おはよう!おきたよっ!』」 何でも床で寝かせる(ことにする)ちゃん坊。。
冬季限定のポッキー。 美味しかった。 1箱に2袋。 1袋に8本。 ちゃん坊は4本手に取り、「ポッキーの日~」とはしゃいだ。 そしてチョコ部分をなめてプリッツ状に。 「まず、1本!」と言って置き、 2本目もなめる。 途中、「あ、折れちゃった」と言ってなめるのをやめていた。 3本目は、プリッツ作りに成功した模様。 4本目は普通に食べていた。 ポッキー食べるだけなのに、なんかすごく楽しんでる。 「このポッキー、ファフファフしてて美味しい!」
「もうっ、ちゃんぽい、床にパーカー置かないでよっ」 「アー、寝てんだよっ」 「ハァ?あんなホコリっぽいところに?」 「うん。やすらかに」 やすらか…。
土曜日。快晴。 私は、今まで全然見てなかった空気清浄機を掃除した。すごく、ホコリが、詰まってた。。 その間、ちゃん坊は、トランクのバスを、連節バスに進化させていた。段ボールを載せた無印のキャスター台を繋いで。 ビニールひもで結ぶことで、カーブも上手く回れるようになったとか。 「試運転」で色々試してみたらしい。 降車時に押す「とまります」ボタンも付いている。 「なんか、すごいね」 「ふっ!」
加湿器を出した。 ちゃん坊から、部屋が乾燥しているという訴えがあったから。 「加湿器、出そうよ」 「え、なんで?」 「湿度、今、30%以下なんだよっ」 「どうして分かるの?」 湿度計は台所にあるのだけど、その時ちゃん坊はリビングにいたので聞いてみた。 すると、リビングに置いている空気清浄機に「現在湿度の目安」という表示があって、「30%以下」の文字が光っていたからだと言う。 この空気清浄機、もう10年以上、24時間365日使用しているのだけど、加湿機能は常時オフにし
ゴミ捨てに行くため、台所から玄関へ向かおうとしたところ、 「バスに乗ってく?」とお誘いが。 「えっ…」 「ちゃんが手ぇつないであげるけん」 「ん?」 「ほら乗って。ひっぱるけん。ゴミ袋も貸して」 「あぁ、ありがとう」 (トランクにまたがる) 「足はどうするの?」 「足は上げて、蹴らなくていいよ」 ゴロゴロゴロゴロ 「わーっ!!」 「ハイ、着いたよ。楽しかったでしょ?」 「楽しー!思ったより、楽しいねっ」 玄関までの数メートル。確かに楽しいのかも、と