見出し画像

007|失業日記|証明写真

そうだ証明写真を撮ろう

約1ヶ月前のこと。
仕事を辞めて、数年ぶりに証明写真が必要になった。
雇用保険の書類用と、就職活動の履歴書用のもの。どちらも指定サイズが違うので2回撮る必要があった。どうして同じ規格ではないんだろう…運転免許もパスポートも、それぞれサイズがばらばらである。

雇用保険用のものは質はそれほど必要ないと判断してコンビニの証明写真機で撮影した。就活用は少しお金をかけた。

書類選考では会ったことのない人物を判断するわけだから、少しでも良い印象にしたい。そのため、人に撮影してもらえる場所を探した。

大学の願書も、新卒の就活も地元の老舗写真館にお世話になった。その店で撮ると受かるというジンクスがあり、そのおかげもあってか大学も新卒の就活も上手くいった。もちろん今回もお願いしたかったが、今は地元を離れてしまい、そのために帰省+仕上がりまで3日ほど必要+受け取りという手間があるため近場で撮ることにした。

ネットで調べて、予約不要10分仕上げの証明写真の撮影サービスがある店を知り、美容室で黒染めをした足で向かった。壁にはモデルさんが写っている証明写真のサンプルがポスターになっていて、仕上がりは問題なさそう。

トイレで上半身だけスーツに着替えて、いざ白バックと簡易照明の前に座った。店員さんがカメラを持ち、右肩が下がっている、顎を引いて、など指示をしてくれる。数カット撮影してモニターで確認する。

が、その顔のツヤのなさ…!
これが30歳のリアルかと思うほどにたるみというか目の光のなさというか…数年前に撮影した証明写真とまったく違うのであった。焦った。
肌をきれいにトーンアップしてくれるオプションがあるというので即500円追加してお願いした。モニター上で加工後のイメージを確認したが、変化はさほど感じられなかった。印刷するとけっこう違うんですよ、という店員さんの言葉で撮影を終了した。

そうして仕上がったのが…モニターで見たまんまのツヤのない証明写真…。トータル2600円ほど払ってこれは絶望。目に光がなく、老け込んで見える。むしろ証明写真機の方が良かったかもしれないと後悔したのだった。

あとは手間を惜しまず地元に帰って、信頼する写真館にお願いするんだった。もちろん顔写真にこだわるより履歴書の内容が大事なのは分かるけど、自信を持って人に見せられる写真が私には必要だ。(気持ち的に)

美容について改める

帰宅して洗面所の鏡の前で顔を確認した。眉間が乾燥してカサカサ、目の下も乾燥してシワになっている。マスクの摩擦のせいか方も荒れていた。気づいていたけどしょうがない、と見ないふりをしていた。
ハタチくらいのときは鏡を見るのがとにかく好きだったけど、最近はあまり向き合っていなかった。

日頃のスキンケアはビオデルマの拭き取りクレンジングでメイクを落とし、入浴後にハトムギ化粧水を吹きかけるだけだった。(今思うと全然ダメ)
何かの記事で「化粧品は角質層より下に浸透してはいけないから保湿美容液などは効果がない、お金の無駄」というようなことを読んで、「無駄」の部分だけを鵜呑みにしていた気がする。

改善のため『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』を読んだ。
まずは自分の顔をよく観察するところから。加齢ジワは仕方ないけど、乾燥は対策できる。乾燥している箇所の度合いを見て保湿クリームの塗る量も変える。肌のターンオーバーを正常化するためには保湿が欠かせないことを知り、再び保湿に力を入れるようになった。

☆実践したこと
・クレンジングを拭き取りからバームに変える→摩擦を減らす
・CICA保湿パックを毎日
・キュレルの保湿クリームで仕上げ

これを1ヶ月続けたところ、肌の乾燥が落ち着き化粧浮きもしなくなった。そして目に見えて透明感が上がった。肌がきれいだと心に余裕ができる。忙しく働いていたときも、もっと手をかけるんだった。
この本おすすめです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?