27(25)

climbgrowが27という曲を出してから、27クラブなんて言葉があるけれどわたしは今も泰誠さんの歌が聴けて幸せだななんて思っていたところだった。27歳のタイミングでこの曲を出してくれてありがとうと思いながら聴いていたところだった。

ロックスターは死んだ まだ僕は生きてる

昔この歌詞で音楽界における27という数字の意味を知った。不謹慎だけど少しかっこいいと思ってしまったのも本心だった。

でもわたしの好きなロックスター、というか天才(ロックスターよりも天才という言葉の方がものすごく似合ってるとわたしは思う)は25歳で亡くなった。わたしと同い歳だよ、嘘だろ。

公式からお知らせが出たってメンバーが追悼していたって、Twitterでトレンド入りしていたってLINEニュースで流れたって、まだ信じられていない。昼にみて消化しきれず夕日さんがあんなに写真載せてたストーリーズみても消化しきれず、なんならくぅのインスタが不意に目に止まってしまって彼の写真を見ても全く消化しきれず、というかまだなにかのドッキリなんじゃないかと思ってしまっている。

実感が湧かないのも当たり前だだって別に知り合いでもなんでもないんだから、顔めちゃくちゃ合わせてるわけじゃないんだから。でも、わたしがMVを見てライブを見てくぅのインスタに載ってたライブフォトを見て大好きだった、あの狂気じみた狂ったような表情はもう見れないらしい。ばっどくらいのトランプでかほちゃん煽ってるあの顔がとんでもなく好きだった。NEEのあの世界観マジで天才なんじゃないかと思ったし思ってる今も。早すぎるし急すぎるあまりにも、昼からずっと曲だけが聴けない。

わたしの人生もうあらかじめ決まったレールの上を辿っていると思っている、ハプニングだと思えることも嫌なことももう決まっていたこと必要なことなんだと思えるようになった、自分が知らないだけで。だからたぶんわたしが死ぬ日ももう決まっているんだろう最初から。こんな近い年齢の死を目の当たりにして尚思う、何歳まで生きれるんだろう。

音楽が好きじゃなかったら、ロックバンドが好きじゃなかったら、きっと存在も知らずにわたしも一生を終えていってこんな気持ちにはならなかったかもしれない。でもそれ以上にたまらない気持ちにさせれくれたロックバンドが大好きだしNEEの音楽が大好きで幸せだなと思う。だからこそ好きなものには会えるうちに出来るうちに思いっきり熱を注いで好きなままでありたい。ある意味わたしがわたし自身に知らしめるようにこの文章を残しておきたかった、ただそれだけのこと。

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