vrchatの需要の話

前回Noteへのたくさんの反応ありがとうございます。ちょっと問題視しすぎて悪い部分ばかりを書き連ねてしまったことをここでお詫びします。

なので今回は夢のある話ということで、今のところ自分が感じているvrchatでの需要についてメモしておこうかなと思います。


需要という単語の説明は不要かと思いますが、何の需要かと言いますとさっくり言えば「技術と人」ですね。それは現実世界で言うところのクリーニング屋であったり、マッサージ店であったりといったプロによる技術系のサービスと、広告代理店のような人と技術の要るサービスですね。

今需要あるなぁと考えているのはUnity代行。今ではboothで様々なアバターにつけるパーツが買えます。眼鏡からパンツまで色々です。しかしそれをアバターに装着する作業、これはUnityの専門知識が必須です。装着方法が記載されているものもありますが、ヒエラルキー、ボーン、ウェイト、アニメーション、カスタムオーバーライド、テクスチャ、マテリアル…専門用語の羅列でGoogleを開きながら作業しなければなりません。

やってみればそこまで難しい作業でもないんですが、しかし「電源スイッチの取り替えなんてドライバ1本あればいいよ。簡単だから自分でやればいいよ」なんて言われて即やる人間はそう居ませんよね(電気線の取り扱いには電気工事士の国家資格が必要ですのでご自分では出来ません)。

そこで代行サービス。ユーザーの希望を聞き、設定してprefabを渡す。ユーザーはアップロードするだけ。

まぁデータの二次配布に抵触するので無理なんですが。

そこで自分は画面共有で指示を出してマリオネットしてしまえば二次配布にならないので、Discordに専用サーバーを作り、Unityが苦手な人への支援を行っています(唐突な自慢)。


もう一つが広告業。これは幅が広いですが所謂広告代理店的なものを想像しています。

なぜならついにvケット4にてプロによるアバターの参戦が発表されました。プロのイラストレーターの方のキャラクターデザインで、しかもモデラーもプロの、ホロモデルのGugenka所属の方。もうなんというかクオリティの面では勝てませんね。この流れは確実に拡大し、今のキッシュちゃん、ますきゃっとの位置にプロ製アバターが並ぶことでしょう。そのモデル用のオプションアイテムも増え、専用ツールも出てくるようになるでしょう。

プロ製アバターに知名度・クオリティで勝てないのであれば、今居るモデラーたちは特殊性癖へのクリティカルショットと、ワンオフアバターの依頼受け付けを狙うことになります。レアリティ、特別感ですね。例えプロ製アバターが流行らなくとも、モデラーはどんどん増えて、販売されているアバターも増えていっています。狭い需要を狙い撃つ姿勢になる人が増えるのは必至でしょう。

そうすると今度モデラー側はアピールが今以上に必要になってきます。かわいい系、かっこいい系、えちちち系、ケモ、幼女、人外、無機物、ロボット、モン娘、擬人化、スチームパンク、サイバー…何が得意なのか、どんなアバターを作ってきたのか、プランは、連絡先は…それらのアピールにTwitterでは流れが早すぎますし、boothのページでは誰も見てくれません。ポスター等を制作してvrchatのワールドに貼るのが一番でしょう。そこでまたポスターのデザイン、貼る場所の確保等などの問題が噴出します。

そこで広告代理店サービス。いくつかのワールドにVRCパノラマを設置してもらい、イベントカレンダーや週間フレンド+のように適時更新することで、ここに広告を出したい人のポスターを表示すれば、広告を出したい人間がワールド製作者に片っ端から声をかける必要も無く、ワールド製作者側も更新をかける必要も無いということです。イメージはコネクトステーションの回転広告ですね。更新は1日1回程度を予想していますが。

あとはVRC上での集まり、Forceの紹介動画ですね。これの制作。ポスターやロゴを作っているForceは数あれど、映像まで作っている所は少数です。どんな集まりなのか、どのくらいの規模なのか、新規メンバー獲得に向けてアピールする必要が有ります。そこの制作依頼を受ける。需要は高いと思うんです。出来るかは別ですが。


とりあえず書き出せるレベルまで構想が固まっているのはこのくらいですね。誰が言ったか、1人が成功した事業は10人が挑戦し、1000人が思いついていて、10,000人が評価していた。自分程度の発想力で思いついたことなぞどこかの誰かがもう考えていたことでしょう。しかしまだ誰も実行できていません。つまりこれを読んだ貴方は成功者になれる可能性が生まれたんです。是非実行してみてください。そして成功したら発想料として分け前を僕に下さい。

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