今年読んだ本を振り返る

この記事は下記のアドベントカレンダー用に書いたものです。

最初に

どうも、ノロクモ公国です。なんだその名前。そちらの世界では「ハイパーハイパーインフレーションを読めジャンプ+で初回無料」です。なんだその名前。
(ハイパーインフレーションはこちら↓から)

それじゃあいきます。


今年読んだ本を、振り返りますか……
今年読んだ本を、振り返りますか…
今年読んだ本を、幾つか振り返ります。


その前に、注意書きをしておく。

  • 私は読書家と名乗るにはあまりに読書量が足りないし、習慣づいたから暇な時間に読書を続けているだけという体たらくなのであっさ〜〜〜〜〜〜〜い感想が射出されるのは当然のことと思ってほしい。

  • 「〜で面白い」「〜で良かった」「〜が好き」のような語彙でしか感想を書くことができないので同じ様なことを書き連ねることが予想される。

  • ネタバレはしない様気をつけるが、うっかり飛び出てしまったり「本筋じゃないからいいか」と書いてしまうかもしれない。

それらの点にはご了承いただき帰るなりなんなりしていただきたい。じゃ、どうぞ

1:指輪物語/J.R.R.トールキン

ファンタジー小説界の超大金字塔小説。ホビットがやばい指輪を捨てに行く話。
めちゃくちゃなっげ〜〜かった!!ただでさえ遅読なのにこんなに長え話に挑戦したのが阿呆だった。
内容はめちゃくちゃ王道で良かったけど情景描写がしんどかった。世界観がめちゃくちゃつくられてんな〜というのが良かった。(し、しんどかった。「エレンディル?エアレンディル?が何?」みたいなめちゃくちゃ詳しく書かれた余談で混乱するみたいなのがあった。)5巻・8巻あたりが1番好き。あと、去年から「ホビットの冒険」は読んでいたのでビルボが出てきたのが良かった。1巻読み終わった時の「ようやくだな・・・」感は忘れてない。
後、文庫のデザインがめちゃくちゃ好き。

2:坊ちゃん/夏目漱石

言わずと知れた文豪、夏目漱石の2作目。松山に教師として赴任したアホが色々やる話。
なんか色々と無茶苦茶で、文豪中の文豪がこんな話を書いたのがなんか面白い。あと理不尽に抗する為のこのオチ、何?アホの半沢直樹か?坊ちゃんが深いこと考えてなさそうなのが良かった。

3:こころ/夏目漱石

引き続き夏目漱石。訳ありの先生と知り合った私があれこれする話。
普通に、しんどかった〜。まあまあ長くてそしてずっと暗いもんだから読み終わる頃には少々参った。恋だ裏切りだがああだこうだと言われても、そんな経験のない根暗オタク陰キャなので「そうか…。」としかいえない。そういう本だった。いつか、再読だな。

4:太陽の塔/森見登美彦
 夜は短し歩けよ乙女
 四畳半神話体系
 新釈 走れメロス 他四篇

4冊とも森見登美彦で系統も似てるので一気に書いちゃう。森見登美彦の小説は変で面白かった。こねくり回されすぎた文体とか謎の組織とか偏屈なキャラクターとか。
太陽の塔は1番尖ってて面白かった。偏屈オタクって感じの登場人物とか癖は強かった。
夜は短し歩けよ乙女だと学園祭の話が1番混沌としていて好き。韋駄天こたつ←訳わからなくて面白い。
走れメロス他四篇に収録されている話は他作に少ない、程よい暗さがあって良かった。「走れメロス」はめちゃくちゃバカだったけど。
この中だと四畳半神話体系が1番好きかもしれない。樋口師匠とか小津とか変すぎて好き。
あと世界が繋がってるというか、同じ世界の話なんだなというのが分かるのが良かった。

5:陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎

キャラ設定が漫画みたいで面白かった。キャラクターの中では響野ののらりくらりとした感じが1番好き。後、台詞の節々とか章タイトルとかにオシャレが充満していて良い。「ロマンはどこだ」って、おしゃれすぎないか!?めちゃくちゃなどんでん返しではないけれど、二転三転としていく感じが面白い。それと、読後感がかなり良かった…。

最後に

今年も全然本を読まなかったけれど、面白い本ばかり読んだ。今年で1番良かったのは、「四畳半神話体系」かなぁ。
「ぼくの嘘」とか「猫を棄てる」とか「ゴールデンスランバー」とか他にもまだ書けてないのもあるけど、この辺にしとておきます。
それと、来年もなんらかの古典的名著には挑戦したい。「罪と罰」とか。しんどそうだけど。
それじゃ。駄文もこの辺で。


正気に戻ったら「なんだこれ」つって全部消しちゃうから、勢いで書いたカスの文でも許してね。

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