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マフラーと暮らす、-2℃。

私は、マフラーが好きです。

首から風が入り込まないだけで、なんとあたたかいことか。

たとえヒートテックを2枚着ていても(1+1は2理論で2枚着ていますが、効果的かは定かではありません。でも1枚よりあったかい。気がする。多分気やすめ。)、

分厚いダウンを着ていても、もこもこの手袋をはめていても、首がすっからかんでは、冬では防御力はゼロなのです。服の中に−2℃が侵入してきて内側から凍ります。こわい。

私は高校生の時から、母が編んでくれたマフラーをずっと巻いていました。

そのマフラーは毛糸の肌ざわりが気持ちよくて、ついつい顔をうずめてしまう。なによりも、そのマフラーを巻くたびに母のぬくもりを感じるようで安心する。

でもちょっと薄くて、北陸の冬を越すにはいささか厳しい。首に−2℃が突き刺さってくる。うう、さむい。いたい。

そこで、ある方からマフラーをいただきました。私史上、二代目マフラーの登場です。淡いピンクのもこもこマフラー。

マフラーの巻き方がいまいちよくわかっていない私は、とりあえず世間から吹いてくる風と−2℃をシャットアウトしようと思い、首にマフラーの最大表面積(?)を巻き付け、冬へといざ出陣。たまに首が苦しくなるので、巻き方は多分間違ってます。今度正解を教えてください。

最近流行り(あくまで私調べ)のもこもこマフラーは、冬の概念を崩してくれました。このマフラーを巻いておくだけで外に出れる。あまりにも心地よくて、外でも冬眠してしまいそうになる。あ、でも外で寝たら二度と起きれないかもしれないのでやめておきます。

これからはこのマフラーが、世間の冷たさもつらさも、−2℃からも、私を守ってくれるんだろうと思います。

雪の日も雨の日も、晴れの日も。

さあ、どこへ出かけようか。このマフラーと見たい景色がたくさんある。北海道だって北極だって行ってやる。

そんな思い出が染み込んだマフラーの下では、やっぱりニヤついてしまう。変にニヤついていても笑わないでください。心の奥底で気持ち悪がっててください。正解です。

だからやっぱり、私はこのマフラーが好き。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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