意識のシフト、鎮魂、死に向かうことには共通するレイヤーがあるのではないか

意識のシフトを陰陽転換と考えて、これが起きる時に、主客の受け渡しがあると考えるとこのシフトをスムーズに行う一つが鎮魂では。以前に動画で無明庵が行っていた迎え火と送り火をみたときに強くこれを感じた。陽の気の用事が済んだので、送り出す。今後は送り出した後の余白を使う、というよりも余白自体を陰とする。

ある年齢にさしかかるとき、これを意識的に行う儀式があるとよいとおもう。特定の年齢域に突入する時、それ以前の生に対する態度を方向転換する必要に迫られる。端的に言うと諦める必要があったり、別の形に置き換える必要がある。例えば夏の終わりにその季節の想いを次の季節へスムーズへ移行するのと似ている。夏はなかなか強烈で、一方で秋も急激に寒くなるので、緩急が強烈なのも関係している。

儀式とはスキームの体感的な説明だと思っている。それを通じて非言語的な何かを伝える。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?