オタ日記/2020年6月11日

｢感情を拗らせたオタクがすなるnoteといふものを、感情を持て余したオタクもしてみむとてするなり。｣

日頃から推してやまない声優の青木瑠璃子さんが10年以上も前から日記を書き続けていると聞いて、稚拙な考えながら自身も日記をつけてみることにした。オタクという生き物はすぐ推しの真似をしたがることで有名である。

ただ、瑠璃子さんのように日々にメリハリがあるわけでもなく、どちらかといえば植物のような毎日を送っているため、続くかどうか以前に日記になるかすら怪しい。
僕は努力と継続が大の苦手であるため、まずはブツ切りの感情を並べ立てるところから始めようと思う。
ゆくゆくは日々の活動記録から読んだ本の感想、オタク長文の掲載といった形で習慣化したいところだ。

賢明なる読者諸氏はこんな意味不明なオタクの妄言もとい文字の羅列を読んで貴重な時間を空費してはならない。

しかし肝心の1発目にあたる今日は何一つ生産性のあることをしていなかったため、昨日の出来事を載せることにする。
しょっぱなから企画倒れ感しかない。

朝6時ごろに目を覚まし、ベランダで育て始めたキュウリに水をあげつつ朝食にカレーメシを食べる。
朝からジャンクなエネルギーを補給し、そこから昼頃まで部屋の掃除や洗濯といった家事をこなしたところで今日が月に一度の給料日だったことを思い出した。
前の給料日から1ヵ月、買いたいと思った物はリストアップしていたので資格の勉強ついでにと買い出しに横浜へ繰り出した。

電車に揺られながら購入リストを見返していると、なにやら購買意欲がぷつぷつと途切れ始める。大きい買い物にはそれ相応のバイタリティが必要であり、それが個人の財産とリンクしていることは言うまでもない。
いくら給料日だとはいえ、勢いに任せて消費していてはすぐにおけらになるのは明々白々であろう。

結局「コレ本当に必要な物か？」という考えに脳内を占拠されてしまい、横浜駅の改札をくぐるころにはすっかり買い物気分ではなくなってしまった。大きい買い物はなるべく分けるようにしよう。
とはいいつつ、いくつかの筆記用具の補充と買いそびれていたデレマスのCD2枚、書籍は「呪術廻戦11巻」と前から気になっていた画集「ニューレトロイラストレーション」を買って行きつけの星乃珈琲へ。

呪術廻戦 11 (ジャンプコミックス)

ニューレトロ イラストレーション-〝懐かしくて、新しい〟を表現するクリエイターズファイル-

間違えてホットコーヒーを頼んでげんなりしたものの、2時間ほど資格の勉強を進める。相変わらず努力の仕方がわからん。
なんだかんだで時刻は21時を回っていたため、区切りのいいところで済ませて帰ろうとツイッターを遡っていたところで、これまた行きつけのBar・蕩の営業情報が目に入る。
時間もちょうどよかったことからそのまま駅を通り過ぎ浅間町方面まで足を延ばす。

開店から30分も経っていないはずなのに中は人であふれており、平日のど真ん中なのに席が全て埋まっていた。百合子が見たら卒倒するだろう。
至高にして究極のエネルギー飲料、ジンジャーエールを片手にそのまま店内で声優と夜あそびを視聴しつつ、客との会話に耳を傾けながら戦利品をチェックする。
なんだかんだでこの時間が好きなのかもしれない。そしてジンジャーエールはどうしてこうも美味なのか。

夜あそびも終わったのでマスターへの挨拶もそこそこに、終電になる前にとっとこ帰宅。平日なので電車も比較的空いていた。
風呂上がりに早速買ってきた呪術廻戦を読みながらカレーメシを貪り、3時過ぎに就寝。翌日は8時に起床。

うーん、日記ってこんな感じだろうか。初投稿だからと詰め込みすぎた気もするので次からはもう少しスリムアップを目指そうと思う。
まだ何もかも手探りである。

（おわり）