映画とご飯

 最近、大変時間が増え映画を観る時間も増えた。なんとなく後回しにしてしまっていた映画がいくつかあったのでそれらを観る事にした。『舟を編む』『彼らが本気で編むときは』『ハッピーフライト』その他にもアクション映画とか観たけれど、話が進まなくなってしまうので別の機会に。
 これらの映画に共通するのが「美味しいご飯が出てくる」という事。舟を編むでは主人公の奥さん香具矢が板前をしており主人公が味付けを見たり、『彼らが本気で編むときは』では生田斗真さん演じるリンコが作ったお弁当を主人公達がお花見をしながら食べる。『ハッピーフライト』では機内でお客様に出すケーキをダメにしてしまいその場にいたCA達でケーキを作りお客様に召し上がってもらい、喜ばれる。
 それらから美味しい料理というのは人の人生を豊かにしてくれるのだなと思わされた。私にもたくさんある。小さい頃祖父が作ってくれた豚の生姜焼き。高校の時部活で負けまくって泣きながら食べた野菜炒め。仕事の合間に食べた卵サンド。数えきれないほどにたくさんある、そしてもう1つ気付かされることがある。自分の人生がたくさんの人達に構成されていて、私も他の人の人生を構成しているという事。 
 次はなんの映画を見ようか?落語の映画とか見たいね。

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