「笑い」とは難しいものだなと考える。別に私自身はお笑い関係の仕事に就いているわけではない。けれども仕事での接客や友達家族とのコミュニケーションを取る上で難しいものだなと感じる。
 2つ、私の経験談を書こう。1つ目は場違いな笑いについて。高校の部活での稽古中、先生が指導をしながらギャグをかましてきた。先輩も同期も誰ひとり笑ってはいない。笑ってしまった。祖父といる時間が多かったせいか、それとも古い映画やアニメを見ていたせいかオヤジギャグとかが好きだ。加えて私はシリアスな場面程笑ってしまうタイプだ。2つ目にユーモアについて。以前アルゼンチンかその周辺の国の映画を見た。コメディと紹介されていたので楽しみにして見たが全然笑えない。内容は結婚式で花婿が浮気して花嫁が怒り狂って式を物理的にぶち壊すという話。今考えると、幸せの絶頂からの転落が滑稽という意味だったのかと思う。わからんけど笑。
 悲しみというのは結構単純なものだと思う。意図せず何かを無くす時、誰かと別れる時というのはほぼ全世界の人が想像できる共通事項だと思う。もちろん悲しさの度合いが人それぞれである事も理解はしている。逆に笑いというのは時代(世代)や地域が違えば笑いの対象は全く違う。その人が何を見て何を経験してきたのかが大きく影響すると思う。
 色んなものを見て笑えるだけの大きな人間になりたい。今日も寝ながら、漫才を聞こう。

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