たきな銃の考察・再現の軌跡①
はじめに
初めまして．Mokohと申します．
ほぼこの記事を書きたいがためだけにnoteを始めました．
何回かに分けての執筆になるかとは思いますが，最後までお付き合いいただけると幸いです．
軽く自己紹介も終えたところで，本題に入ります．
タイトルにもある通り，アニメ「リコリス・リコイル」に登場する「井ノ上たきな」の使用する銃を考察・再現していきたいと思います．
かしこまって書いていますが，ただドハマりしているアニメのキャラクターと同じ銃が欲しいだけです笑
せっかく作るのならば、それなりに忠実に再現してみましょうか．
最初は製作過程を小分けにしてtweetしようと考えていたのですが，色々考察している内にとても書ききれなくなってしまったのでこちらのnoteを用いることとしました．
※著作権の関係により，本記事ではアニメのスクリーンショット等を貼ることはありません．そのため，説明の際に「第〇話の〇〇のシーン」等といった表記を用いることが多々あると思われます．お手数ですが，記憶から呼び戻す，該当シーンを見直すなどをお願い致します．
そもそも、たきなの銃は何なのか？
まず，再現にあたってたきなが何の銃を使っているかを知る必要があります．アニメの様々なシーンから，世間ではS&W M&P9の5インチ シルバースライドモデルであると言われています．私も何度かアニメを見返してほぼ間違いないと思っていますが，一つ気になっている事があるので，以下に記します．
9mmパラベラムと.45ACPのナゾ
いくつかの話を通して千束，たきな，他リコリス達の銃の描写があります．千束はデトニクス コンバットマスターベースのカスタムガンで弾薬は非殺傷弾頭の.45ACP弾を使用しています．たきなは一旦置いといて，他リコリス達はグロック17で9mmパラベラム弾を使用しています．また，第10話ではリコリス達がVECTORを構えているシーンがあります．それらの情報を加味して，DAでは9mmパラベラムを正式採用していると考えることができます（VECTORは9mmパラベラム弾を使用するため）．
ここから，たきなの銃の話に移りましょう．まず，たきなは第1話から通してシルバースライドのM&P9を使っているため，リコリコに来てから新たに支給された銃ではないと考えられます．先程までの話を踏まえるとDAでは9mmパラベラム弾を正式採用しているため，たきなにも9mmパラベラム弾が支給されていることでしょう．そのため，たきなの使うM&Pは9mmパラベラム仕様のM&P9であるはずなのです．しかし，第4話の冒頭でたきなは千束の使う非殺傷弾を試し撃ちして命中精度の悪さに驚きます．そう，彼女の銃に.45ACP弾が装填可能なのです．この弾はミカの特製弾であるため，もちろん9mmパラベラム仕様を用意することは可能でしょう．ですが，この一回の試し撃ちのためだけに用意するとは考えにくいですよね．
以上より，たきなの使う銃はS&W M&P9ではなく，M&P45だと考えられます．
DA東京支部のリコリス一人に対して違う口径の銃を持たせる，ファーストリコリスならまだしも，セカンドリコリスにそのような待遇がなされるとは到底考えられませんが，まぁ主人公ですしね．
ベース銃の選定
先程の考察より，本記事ではたきなの使う銃をS&W M&P45 ５インチシルバースライドモデルであると仮定して話を進めていきます．
いきなりですが，ベースには東京マルイ製のS&W M&P9L PCポーテッドを用います．なぜこの製品を選んだかについては，以下で説明していきます．
スライドの長さ
まずはじめに，スライドの長さが挙げられます．今回必要なサイズは5インチであるため，4.25インチのM&P9ではなく，5インチのM&P9Lを採用しました．
サイトの種類
作中，たきながサプレッサーをつけて射撃するシーンが何度かあります．通常のサイトではサプレッサーより高さが低く，正確に狙いをつける事が困難になります．そのため，サプレッサーを使用する際には通常より高いサイトをつける必要があります．M&P9Lには最初から高いサイトが付いているため，今回はこちらを採用しました．
作中では，通常のサイト，高いサイトの二種類の描写がありますが，サプレッサーのように状況に応じて付け替えられるようなものではないため，高いサイトを常用していると仮定します．
おわりに
ここまで読んでいただき，ありがとうございます．
今回は銃の考察，ベース銃の選定までで終わりとします．
次の記事では，たきなの銃に近づけるためにどこを改造するか，そして実際の作成手順等を書けたらと思っております．
ではまた次の記事で会いましょう．
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