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超えられない試練は。

昨日の晩はなぜだか急に死にたい気持ちに見舞われたのだが、実は今日が父の命日で、それを思うととても死ぬことなんてできなかった。というか、いつも書くだけで全然死んだりしないんだけれど。

昨晩、寝る前には、そんな思いを抱いてしまったことを仏さまに詫びた。まぁ、なんか詫びるのもおかしな話だけれど。
父のこと、1年前のことも思い出していた。
去年の今日は、職場に着いたら、母からケータイに電話があって呼び出され、私が病院に着いてから死亡の宣告がされたのだが、それは私の到着を待っていただけの話で、実際は誰も「死に目」には会えなかった、臨終の瞬間には間に合わなかったのかもしれない。

昨晩(今朝方)は2時半頃になぜか目が覚めた。夜中に目が覚めるのは久しぶりだった。トイレに行って、水を飲んで、それから(仏さまを抱いて)父のことを思い、そして寝た。父が呼んで私を起こしたのかもしれない。

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今日もとある講演会があって、「超えられない試練は与えられない。」という言葉を聞いた。よく聞く言葉だけど、本当なのかなぁ…。
毎年2万人以上の人が自ら命を絶つことを、どう説明するんだろう?

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いや、父の命日である今日くらいはそんなこと考えず、父のことだけ思って穏やかに過ごしたい。