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厳しい。

9時から9時20分、「もじゃ」、電話カウンセリング。
電話を掛けると、
「おはようございます。」「今朝は何時に起きましたか?」「何食べましたか?」「今日は一日どんなご予定ですか?」
なんてことを暢気に訊くので、
「ごめんなさい。限られた時間だから、手短にこっちから訊いてもいい?」
と尋ね、話をする。

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前にも「具合が良くない」って話をしたことがあるかも知れないけど、先日、父が亡くなりました。
それはそれでもちろん大変なんだけど、「もじゃ」さんに話を聞いてほしいのは「妻」らのことなんです。「もじゃ」さんは前に「冠婚葬祭とか、会わなきゃならない場面もあるだろうから。」って仰ってたけど、「妻」らね、来ませんでした。
いや、それもまたそれで構わないんですけどね、ちょうど父が亡くなる日、何度かメールをして、電話を掛けて。でも、出てくれなくて。夕方になってやっと電話が繋がって話もしたんだけど、
「みんなの気持ちも分かるし、参列も考えたけど、さっきの電話だけでも手が震えるから、お義父さん、お義母さんには申し訳ないけれど、普通ではいられないと思うので。このメールにも返信があるかと思うと気持ちが苦しくなるから、返信はしないでください。」
というメールが電話の直後に届きました。
そして、それもまたそれで構わないんですけど、葬儀の日かな、夕方「家」の横を走ったら、「妻」のクルマがあるんですよ。つまりね、「妻」は義父が亡くなった手前、ちゃんと忌引きを取ってたんだと思うんです。ところがね、あとで考えてみるに、我々同業者なので、普通なら「妻」の職場から弔電なりお花なりがあってもおかしくないと思うんですよ。でもそれが無かったってことは、すべて「妻」が断ってるんですよね。それってどう考えればいいですか? それに、そもそも「手が震える」ってのは、私への憤りなんですかねぇ?

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なんて話を「もじゃ」にしたら、「もじゃ」、
 「厳しいですねぇ。」
 「徹底してますよねぇ。」
って。

今、お墓の名義変更の件で用事があって「妻」のケータイに電話を掛けたら、切られました…。いや、至って事務的な内容のつもりなんだけどなぁ…。

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トップの写真は、弔電へのお礼の葉書。