実家の留守のミモザ。
雨は降ったり止んだりを繰り返しながら、今もまだ静かに窓を濡らしている。
思えば先週の末頃からずっと降っているので、冷たいけど、なんか梅雨みたい。
元気が無かったけど、11時前にようやく起き出し、実家へ。
本当は13時前から売布で映画を見るつもりだったんだけど、ちっとも間に合わず。
実家まではおおよそ東に50㎞ほど。
ところが、ドアをノックしても母は出てこない。
事前に連絡をしなかった私が悪いんだけど、仕方がないので、ドアノブに、昨日の京丹後の小さな美術館で買った小さな絵本とポストカードをぶら下げて帰る。
いつも書くけど、この「50㎞」のほぼ中間に私が住んでいた「家」があり、「家族」がいて、ここを通り過ぎるのがなかなかにつらい…。
なんか、普通に、「ただいま」「こんにちは」ってドアを開けたいような、そうすれば「大丈夫」なような気もするんだけど、いやいや、そうはいかないよね…。素通りする。
帰り道、母からメール。
「いたんだけど、気付かなくてゴメン。」
あらあら、いいよいいよ。また行きます。
実家。ミモザが、「満開」と言うか、ちょっと「ヤバイ」くらいでした。σ(^◇^;)