森会長に思うこと

今回、オリンピック組織委員会の森会長の辞任のことですが、癌を患われても7年間頑張って来られたのは知ってます。本当に無償でよくされました。   

『活動全般を総合的に評価すべきで、発言一つで全人格を否定するのは不当だ。』との意見もあります。

わたしも今までやって来たことは評価されることだと思います。 
どうして毎日、毎日トップニュースのように森さんのことをするのだろうとは思っていました。
しかし、言葉は本当に恐ろしいものです。言ってしまったら取り返しのつかないことってたくさんありますからね。 

日蓮大上人の言葉にこんなのがあります。
禍(わざわい)は口より出でて身を破る、福(さいわい)は心より出でて我をかざる。
口から出る言葉で人を温めることもあるし、火と同じで、言葉は使い方次第で、災いを及ぼすだけではない。但し、『口は災いの門』と言うように、喋りすぎること、あるいは余計なことを口走る軽薄な発想では
気づいたら人を傷つけていた、と言うことになるので、厳重に注意が必要だ。火の扱いにも『厳重注意』の心構えで臨むだろう。それと全く同じことである。何しろ、火をぞんざいに扱えば、最悪の場合は死者が出る。同じことなのである。とのことです。

森さんはこの言葉をご存知だったでしょうかね。

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