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REALITY 4th AnniversaryLIVE - Daydream 〜ライブレポート&セットリスト〜
2022年9月3日、バーチャルライブ配信アプリ『REALITY』は4周年を迎え、それを記念した「REALITY 4th AnniversaryLIVE - Daydream」が開催された。(以下、「Daydream」と称する)
この日、総勢10名のアーティストを迎えて行われたライブは、動画配信プラットフォームYoutubeで、オンライン配信でありながらも大熱狂で幕を閉じた。
本記事では、その「Daydream」のライブレポートをお届けする。
・出演者情報
2022年8月で4周年を迎えたREALITYを記念する「Daydream」の開催に伴い、同年7月4日から7月10日にREALITY内で「4周年記念スペシャルライブ出演イベント」が行われた。
(詳しくはこちらから)
そしてこのイベントでライブ出演者5名と、VTR出演者5名が決定した。
◼︎ライブ出演者
・夏野星空
・水瀬なな
・のえる。
・しーせん
・高井サラミ
◼︎VTR出演者
・慈雨(jiu)
・君野ゆう
・神崎はな
・叶 秘蜜(Kano Himitsu)
・澪(mio)
・1st actor #慈雨 (jiu)
トップバッターを飾ったのは慈雨(Jiu)さんだ。毎日配信をしており、お休み前の癒しの歌配信をしている。過去には天理ラーメンイベント、ミュージックフレームイベントで1位を取っている。
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そんな彼女が本ライブで提供したMVが、ヨルシカで「雨とカプチーノ」である。
曰く、制作期間に半年かかったとのことで、数あるMVの中からこのMVを選んだことからも、珠玉の一曲だということが窺える。
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雨の降る描写、様々なイラストで原曲MVの雰囲気を踏襲しつつ、窓ガラスのくもりや便箋で歌詞を出すオリジナル要素も見ごたえがあり、オープニングアクトとして文句なしの4分30秒だったのではないだろうか。
・2nd actor #高井サラミ
本ライブは、VTR出演者とライブ出演者が交互に登場する形式となっている。そのため、登場は2番手の高井サラミさんだが、ライブ出演者の中という意味では彼女もまたトップバッターと言えるだろう。
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暗転したステージから一転、満点の笑顔で披露された「Mela!」に配信のボルテージが一気に上がる。曲終わりのMCでは、コミカルな身振り手振りで会場を穏やかなムードに変えていき、持ち前の明るさが遺憾なく発揮されていた。
かと思えば一変、「crossing field」で再び配信の熱を上げていく。コメントでは彼女の弾幕がとびかっており、興奮も冷め止まないまま、最高のスタートを切ってステージを後にした。
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・3rd actor #澪 (mio)
続いて、三番手を務めた澪(mio)さんは、いわゆる多声類(男声から女声まで、また、低音から高音までの幅広い声域を使っている人を指す)と呼ばれる配信者である。
普段の配信では、歌枠だけでなく、セリフ枠、声劇枠、落語枠、雑談枠など、声にまつわる数多くのジャンルに挑戦している。
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MCでも、七色の声で自己紹介をし、目まぐるしく変化する声でコメント欄の視聴者を大いに賑わせた。
MC後には、「神っぽいな」「お願いマッスル」の2曲を披露。
一曲目の神っぽいなでは、Youtubeチャンネルの映像と違い、本イベント用に取り下ろした映像も注目だ。
つづいて二曲目では、「お願いマッスル」のイントロとともに、あたかもステージ上に立っているかのように二人の影が中央に浮かぶ。
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まるで別人のように歌いだす二人は、実はどちらも澪(mio)さんで、『出演者10人の中で唯一の【一人二役】』に度肝を抜かれた。
・4th actor #しーせん
4番手を務めるは、Tiktokアカウントで148.6kものフォロワーに支持され、かわいらしい見た目とは裏腹に力強いロック調の歌声が持ち味のしーせんさんだ。
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開幕早々ガニ股で登場し、フランクなMCに会場の緊張が一気にほぐれる。
そんなふわふわした雰囲気のまま流れた一曲目は「SHAMROCK」。
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先ほどまで弛緩していた空気が急に引き締まる。
イントロのバンドサウンドを皮切りに、MCとの振れ幅の大きさから困惑していたコメント欄も次第に活気づいていくのが感じられた。
一曲目終わりのMCでは、これまでの活動を静かに振り返りつつ、これからの活動の意気込みを笑顔で語る彼女の姿は、月並みな表現だが太陽のように輝いていた。
笑顔のまま歌った二曲目は、アニメ ポケットモンスターDPで「Together」。
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コールで盛り上げ、終始明るく元気なパフォーマンスを見せてくれたしーせんさんに配信内のムードは高まり、コメント欄は"Good Good Smile”に包まれた。
・5th actor #叶秘蜜
ネイティブな英語とともに登場したのは、ライブユニオン所属『魔女見習いで、みんなのママ』こと叶秘蜜さんだ。
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甘くて可愛らしい語り掛けに、コメント欄の調教されたリスナー(バブ)によるママ弾幕が飛び交う。
MCが終わると、余韻を残さず画面が切り替わり、オリジナルソング「Brighter」が流れ出す。
突如、MCの声からは想像がつかない、凛としていて力強い声が響き渡る。ビル群の隙間から漏れる、宵明けの光とともに登場した姿にママの顔はない。
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移り変わる美麗なワールド、Bassの花奏かのんさんとPianoのおまるさんのサウンド、ほか全てが高次元で作用し"夏にぴったり"な仕上がりとなっていた。
本ライブで知った方は、是非、今すぐ検索エンジンで[叶 秘蜜]を検索することを強くおススメする。
・6th actor #のえる 。
出演者も折り返し、後半戦の最初を飾るのは、『お歌は天才、お顔も天才、天使のたまご』でお馴染み、のえるさん。非常に高い歌唱力で、ファンになる人も数知れず。普段は歌枠を中心に活動している。
そして、「Daydream」ライブ出演者の中で唯一の男性アーティストだ。
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一曲目にvaundyで「怪獣の花束」、続く二曲目にKing Gnuの「白日」を披露。
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普段の配信で歌っているためだろうか、どちらも歌唱力を求められる高難度な曲であるにも関わらず見事に歌いこなし、会場を魅了した。
MCパートでは、今後の活動への意気込みや言葉の持つ力の大きさについて真摯に訴えかけていた。
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MCを経て歌った最後の曲「残響」では、歌詞の一つ一つから様々な感情が見えて、”アーティストのえる。”そのものが歌に乗せられているような、圧巻のパフォーマンスだった。
・7th actor #神崎はな
7番手で登場したのは神崎はなさんだ。
普段のREALITYの配信では、歌枠、雑談枠、セリフ枠を中心に行っており、中世的な声が魅力的だ。
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Daydreamが初の披露になる「小悪魔だってかまわない!」は、甘い声で合いの手を誘い、コメント欄を魅了していた。
・8th actor #水瀬なな
ライブも終盤に差し掛かり、益々ライブへの期待が高まる中、ステージ中央に姿を現したのは、水瀬ななさんだ。
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スポットライトが当たると同時に、一曲目「Honey♡Com」が流れ出す。
ポップかつキュートな曲調に合わせた弾むようなダンスに、心を奪われた視聴者が大勢見受けられた。
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MCでは、以前より「Daydream」に向けて、ライブイベント合唱企画を準備をしていた旨を話し、二曲目に披露する「yume日和」のコーラスを、親交のある配信者の方やリスナーの方から募集していたことを嬉しそうに語った。
「大きいステージにみんなを連れてこれたこと、すごく嬉しいし、画面の向こうのあなたにも一緒に歌ってほしい。」。
そう言って二曲目「yume日和」が流れ出した。
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曲の最後に、コーラスに参加した方の名前がモニターに映り、それを背景に”みんな”と一緒に歌う彼女の姿は眩しかった。
最後の曲は、自身のYoutubeチャンネルにて初めて投稿した曲で思い入れのある「メランコリック」。
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「4周年の記念すべきライブに、私水瀬ななが立てているのは本当にみんなのおかげなんだよね!」
どれだけ”アイドル”の輝きを見せても、”アイドル風”であり続ける彼女「水瀬なな」の挑戦は、まだまだ止まらない。
・9th actor #君野ゆう
VTR出演者のラストを飾る、『ゆうとおり系配信者』の君野ゆうさんだ。
君ゆうさんの愛称で親しまれ、「あなたの心に響く歌を」をモットーに、歌枠を中心に活動している。
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自身にまつわるクイズでは好きな食べ物について話し、どこか人たらしのような、吸い込まれる魅力を感じた。
公開するMVは「愛言葉Ⅳ」。Daydreamが初の公開とのことで、すこし照れた様子で語っていた。
そっと撫でるような、繊細で優しい歌声が綺麗に響き、心に訴えかけてくる。これを聞いた多くのあなたに響きますように、そう思いを馳せたのは私だけではないだろう。そんなことを感じるMVに仕上がっていた。
・10th actor #夏野星空
「REALITY 4th AnniversaryLIVE - Daydream」の最後の出演者、トリを飾るのは、「4周年記念スペシャルライブ出演イベント」にて見事に一位に輝いた夏野星空さんだ。
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一曲目に「Yeah!めっちゃホリディ」を披露。THE王道を行くアイドルソングを堂々と歌い、踊りこなし、水着にトロピカルな雰囲気でサマーなホリディをこの夏に届けた。
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MCに入ると、巧みなトーク回しで視聴者を翻弄する。かと思いきや、無差別に送られるギフトアイテムに取り乱している姿は、平成のバラエティアイドルが重なる。
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続く二曲目「ユメヲカケル」。コーラスには、出演者の水瀬ななさん、同じ事務所(AQUA STELLA)所属の釣鐘ふうりさん、こまいぬさんが参加している。
パワフルでダイナミックなダンス、ハツラツとした歌声で、圧倒的なエネルギー量を見せつけた。
「『夏野の歌を聴きたい、夏野が踊ってるのを見たい』と言ってくれた皆の想いが本当にうれしくて、この場に立たせてくれて本当にありがとうございます!」。
すこし涙ながらに語る姿は、最初のMCとは違う、等身大の本音を垣間見た。
最後の曲「1・2・3」でも、最後まで妥協を許さないキレキレのダンスで大熱唱し、画面の視聴者を大きな興奮に包みこみ、本ライブを締めくくった。
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・アンコール
アンコールでは、Daydreamでライブ出演した5人のアーティスト全員がステージに立ち、「コネクト」を披露した。
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最後のMCでは、フラワースタンドを贈った方の名前を読み上げ、
アンコール最後の曲「ファンサ」へと繋げた。
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ライブ出演者5名に加えたVTR出演者5名、総勢10名がパフォーマンスされた。各パートをそれぞれの出演者が歌い、サビは10名全員で歌って、本日一番の熱気で配信を満たした。
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・終わりに
『REALITY』の4周年の締めくくりとなった今回のライブ。それぞれの出演者が悩み考え、思い思いの曲を披露し、興奮冷めやらないセットリストで楽しませてくれた。
これまでのREALITYが作り上げた感動を得るとともに、この先へと繋がっていくREALITYの未来が明るいものになるだろう、と期待が高まる一日だった。
REALITY株式会社:https://reality.inc
REALITY| バーチャル配信アプリ:https://reality.app/
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