オーボエレッスン #23

 前回のレッスンから一週間しか空かず、まだスタッカートの感じが掴みきれずにいました。

 スタッカートとは。と考えながら『私のお気に入り』のレッスンへと移っていきます。

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 またしてもここで躓く。
だって前回のが理解できてないからね。
「合って、る?」といった感じで恐る恐る吹いてたら止められました。

 新たにシーファ#、ド#ーシの部分は「音を抜きましょう」とのアドバイス。「バーンヌ」って言ってる感じでって言われました。
フランス語みたく鼻から音を抜くの?と訊いたら鼻からは抜かないけどニュアンス的にはそんな感じでとのこと。

 そしてスタッカートの1音目が舌の触れ方が速すぎたので、気持ちもう少し長めに触れてみるようにし、2音目は逆にもっと短くと言われたので、短めにしたらOKをもらえました。
また、舌の触れ方がやさしすぎると言われたので、鋭くしてみたらいい感じにピッと切れるようになったと思います。

 自分なりの考えなので間違えてるかもですが…スラーとスタッカートを同時にしようとしてたのがダメだったのかなと思いました。別々で切り離して考えてみたら分かって、難しく考えすぎてたのかな、と。

 ただ、スタッカートが難しいことに変わりはないので感覚を忘れないよう、引き続き練習していきます。
第一関門はクリア出来たので、次は通しでやりましょうねとなりました。

 続いて『リズと青い鳥』の第三楽章。
今回はJのブロックについて教わりました。
先生はリズを演奏したことはありますが、映画を観たことはありません。
なのでこの部分は「別れを切り出すかどうか、リズが悩んでるところですよ~」と言ったら、「じゃあもう少し勿体ぶって吹いてみようか」とか「タイは後ろの音の方を大事にしよう」、「ミソラの2回目はエコーを利かせる感じで」、「本来シソラで済むところに装飾音につけてるのには理由があるんじゃないのかな」などと、技術的な面でのアドバイスをたくさん頂けました。

 私がヒントを与えただけで先生の吹き方がKのブロック、遂に別れを切り出すところへの流れがすごくドラマティックになって、物語の背景を知ることの大切さと、見合った技術があればこんなに変えられるんだということを学びました。

 あと「付点4分音符の長さ無視すんな」など細かいダメ出しを喰らって、とりあえず音符の長さの表を壁に貼りました。少しずつ体で覚えていくので許して欲しい(^_^;)

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