オーボエレッスン #29
暖冬なのですっかり油断していましたが、雪がちらついたり、グッと冷え込んだりする日が増えてきました。
オーボエちゃんが割れないよう、しっかり温めてから吹きたいと思います。
さて、今回のレッスンではまずスケール練習をしながらアンブッシュアが直っているか見てもらいました。良くなってきているみたいなので、このまま一回一回を丁寧に素早くできるよう心がけていきます。
続いて『風笛』の仕上げ。
最後の高音続きのパートで、「大分スムーズになったけれど、高音続きで難しい運指が続くので、それに気をとられて息が疎かになってきている。せっかくアンブッシュアと運指が良くても、お腹からしっかり音を出していないと綺麗な高音は出ないよ」との指摘。
Bのブロックを3つに分断し、2回めのブレスを思いっきり吸い込むことで余裕を持たせ、落ち着いて高音パートへと繋げていくようにしたら合格がもらえました。
「自分で練習曲にしておいて何だけど、よく吹いたよねぇ」と言ってもらえました。
でも自分の中では合格の域には達していないし、「高音がしっかり出せているかチェックするためにも時々吹いてね」と言われたので、時々吹いていきたいと思います。
続いて『ユモレスク』。
何だかすごくぎこちない吹き方になってしまいました。
先生「32分休符のところで息を止めたり、ブレスしたりしてないよね!?」
私 「してないです、してないです!むしろどうやったらそんなハードなことが出来るのか知りたい」
(たまにそういう人がいるらしい。苦しくない?)
もう一度吹いてみると「胸から息を出しているので、苦しげに聴こえる。リラックスしてお腹からしっかり息を出して」と言われました。
んん~~~息の支え~~~(-_-;)
まだ演奏が硬いので「気分転換にBのブロックやろう」と言われ、吹いてみました。
先生「めっちゃ上手いね!?
まるで水を得た魚のよう…息も良いし。
これだとこの後のmollのところも絶対上手いわ」
私 「さぁ、どうでしょうね(^_^;)」
先生「上手いに決まってる」
ご期待に添えるよう頑張ります(^_^;)
リズムがおかしかったところと音を1音見落としていたのを直してもらって、またAのブロックへと戻ります。
・息をお腹からしっかり出し続けること。
・タンギングの際、舌を下げすぎずリードのすぐ側に待機させておく。
舌の動きをコンパクトに!
・上唇もきちんと使う。息圧が逃げていかないように!
どうも私はタンギングしてから次のタンギングまでの間に舌を下げすぎてしまっているようです。それからタンギングが続くと口が開いてきがちなので、しっかりと上唇も使いましょうねとのことでした。
並行してしなければならないことが増えてきて脳みそが混乱してきました。何か出来ても代わりに何かがダメになってしまう。
脳みそにこういうものなのよと叩き込んでいかねば。
私 「ちなみにこれ参考にして練習してたんですよ」
先生「どれどれ?」
オーボエが吹き出した瞬間、眉間にシワが寄る先生。
私 「…ダメなやつでしたか?」
先生、こくりと頷いて、
先生「隣でこんな風に吹かれたらぶっ飛ばしてる。
もっけさんの方がイケてるよ!
もうこれ観ないでね」
あら~(^_^;)
オーボエの人が吹いていたのでちょうど良いと思っていたのだけれど悪い見本だったみたい。基本的にみんな自分より上手いものと思って観て(聴いて)いるので、どんなのがイケてないのかまだよく分からないですね。
最後に「何か質問はある?」と訊かれたので、「アクセントってどうするんですか?」と質問しました。
先生のお手本を見ていると、めっちゃお腹が動いていて、くっきりとした音でした。
どうやるのかと言うと、1音ごとに息を足していて、そのままだとバカでかい音が出るだけなので、舌も使っているとのこと。
息たっぷりにするとかそんな風に考えていたので、思いのほか激しくてビックリしました。
これまた大変そうだわ~と思ってやってみたら、タンギングよりかは上手く出来そうでした。
何か今回で一気にやることが増えたような??
まぁ、一つ一つやっていきますか~。
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