オーボエレッスン #26

 今年ラストのレッスン。
昨日まで土砂降りでしたが今日はぽかぽか陽気で良かったです。

 前回のレッスンより大分間が空いたのでまずはリードの調子を見てもらいました。「どんなに調整してもぺったんこになっていってしまう」と言うと、ワイヤーを外されてしまいました。

 次に『私のお気に入り』を聴いてもらいました。
ブロックCのpの部分:シシド#シド#シド#のときハーフホールを意識しすぎるあまり、左手中指もつられて動いてしまい、不細工な音になっているとの指摘。
「ハーフホールは左手人差し指だけ最小限に動かせるようにしましょうね」とのこと。
「こういう風に動かせない?」と先生が手本を見せてくれるんだけど、熟練のオーボイストの人差し指ってあり得ない動きしますよね(^_^;)
人差し指単体の関節の可動域がおかしいの。
私はまだまだ関節が硬いです。こればかりは吹いて慣らしていくしかありません。

 それからクレッシェンドの部分。
大きな音を出そうとすると口が締まりがち。
加えて私は高い音になってくると余計締まりやすくなるため、「締めないように・息はお腹からしっかり出しましょう」とのこと。
リードが潰れ気味だったのは多分このときに締めてしまうせい。
体を楽にして、アンブッシュアに気をつけながら吹いたら無理なくクレッシェンド出来ました。
そして課題は全部クリア出来たので合格をもらいました。

 続いて『風笛』。
Aのブロックを聴いてもらうと、またしてもハーフホールのレと左中指に難あり。
第2オクターブキイを使う音や左Fに意識が向いてしまい、それ以外が疎かになってしまいました。
原因は先程と同様なので、日々の練習の中で意識して直していきます。

 続けてBのブロックもチェックしてもらいました。
ファシ♭ラシ♭ファのところなど頑張って吹いてしまうので、力んでしまいます。
毎回言われてるな~コレ(^_^;)
「高音でも下から出すつもりで・シ♭もずっとファを吹き続けているつもりで吹いてみましょう」。
これも先程のクレッシェンドの要領でリラックスしてお腹から音を出すつもりで吹いてみたらOKをもらえました。
柔らかさが大切な曲だと思うので、高音も無理せず伸び伸びと吹けるようになりたいです。

 最後に「ちょっとだけビブラートの練習やりましょうか」と言うことになりました。

・レ(ハーフホール)ード(低音)をスラーで♪=60で繰り返す。
 このときの息の感じを覚えておく。
・今度はレ(ハーフホール)だけでレードと吹いているつもりで吹く。
 音は一瞬で下りて戻る。
・慣れてきたら少しずつ速めていく。

 教本を読んでるとお腹(横隔膜)の動きや喉で調整して音に揺らぎをつけるみたいなことを書かれているけれど、いまいちよく分かりませんでした。
今回レードーレードの練習を教わってやっと息の感覚が掴めた気がします。
結果的には横隔膜の動き云々に繋がっていくのでしょうが、やっぱり楽器はちゃんとした人に直接教わらないと独学ではダメだわと思いました。

 そんな感じでレッスン納めしてきました。
来年は5月頃にある発表会への参加を目指して頑張ろうかなって思ってたけれど、私は大変緊張しいで中高生がソリを吹いていると自分に置き換えて観てしまい、その恐ろしさに涙が出てきてしまうほどなので、まだちょっと難しそうです。
吹いてる本人より緊張してるよ私w

 だから来年の目標は素敵ビブラートをかけられるようになることにします。
今年一年、様々なコンサートを観させてもらい、好きな音色が分かってきたので、その方向に向かって上達していけたらと思います。

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