オーボエレッスン #31

 ぽかぽか陽気の日があれば、みぞれが降る日もあり、例によってリードが荒ぶっています。
先月頂いたばかりのリードが今までで一番強情な子で辛いです(T_T)
私がどれだけ弄ってもダメ。
先生に見てもらうと「ああ、これは大変だったね」と、その時は良くなるのですが、持ち帰るとまた暴れちゃうんですよね。何故!?

 リードを手直ししてもらった後でスケールをやり、『ユモレスク』のDのブロック~最後までを聴いてもらいます。
「ビックリするほど良い。アンブッシュアも横に引っ張らなくなってるし、良い」とお褒めの言葉を頂きました。
 Dのブロックだけテンポを落として吹くよう言われていたので練習では落としていたのですが、「上げてみよっか」と言われ、少しずつ速めていっても普通に吹けました。

 それから「クレッシェンド・デクレッシェンドをもう少し意識して吹いてみよう」と言われました。
Dのブロックではデクレッシェンドからのf、クレッシェンド、ff、クレッシェンド、デクレッシェンドと、f前で控えめになった後、ブワーッと全開になるところが続いたりします。
その全開になる部分をf/ffのまま維持するよう言われました。
Dのブロックラストのド・シ♭・ラまで吹くともう汗びっしょり。

「タンギング良いですね!えっ?もう?と思うかも知れないけど合格です。
ド・シ♭・ラもしっかり音が当たるようになってきたね。
欲しい音がバシッときてキュンとする」
と、多分今までで最高の褒め言葉を頂きました。
吹く前は「げーっ、何かリズム難しそう…」と思っていたけれど、吹いてみると意外と楽しくて、音域的にも吹きやすくて自分でもなかなか上手く吹けたのではないかと思います。

「次の曲何にしよう?楽しみだな~」と先生が選んでくれたのは『バッハのメヌエット<ト長調>』。
ただ、バッハの時代にはスラーがないのだけれど、宮村先生編Ver.では吹きやすくするためにスラーだらけになっているので何箇所かスラーを外し、Cのブロックの最初の方では1オクターブ下げられているので、それを上げて吹くよう言われました。
引き続きタンギングの練習をしていくのが目的だそうです。

 よく楽器の初級者向けの教本に載っている曲ですよね。
運指は簡単だけれど、1音1音丁寧に吹いて一発合格目指したいです。

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