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妨害✕スピード✕非対応力=破壊力(花山薫に学ぶ赤単プリズン考察記)

はじめに

今回エターナルパーティ2020に参加するにあたり、最後の最後まで、具体的には前日の夜まで赤単プリズンで出るか、ヨリタクで出るか悩んでいた。
この記事では、赤単プリズンを自分なりに分析し、その結果持ち込むのをやめた話と、ヨリタクとの比較について紹介します。

花山薫理論

握力 ✕ スピード ✕ 体重 = 破壊力

グラップラー刃牙の喧嘩師「花山薫」の方程式。単位はよくわかりませんが、握力は自分自身が持っているパワー、スピードと体重は多分相対的なもんなんだろうと思います。これを赤単プリズンに(無理やり)当てはめると

妨害×スピード×インパクト=破壊力

となります。(となります?)

半分は冗談ですが、デッキの妨害が相手にどれだけ刺さるか、どれだけ早くゲームを終わらせられるか、相手が対応できるか、あたりを変数にしてみると、なんとなくデッキ相性が見えてくるのでは?と思い、一つまとめてみたのが下のSpreadSheet

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最後の行の緑が有利で赤が不利。実際やってみると、バーンなんかはCotVでスピードが劇的に下がるので、それぞれの変数が独立でないためにちょっと直感と合わない(実際バーンはメインはかなり有利。サイド後は微有利)のですが、他はなんとなく合っているような気がしています。

VS SnowKo = 0.7

着目すべきがSnowKoの列で、結局今回赤単プリズンを使うのをやめた理由です。SnowKoはCotV1でドローが止まっても、2マナから衰微・コアトル、3マナからオーコを繰り出すことができるので、思ったほどの不利にはなりません。こちらがラブルなどでクリーチャを展開できたとしても、真冬一発で全部返されてしまいます。4マナ以降のPWにはFoNが刺さってしまいますし、そもそも同ターンか1ターン早くオーコが着地しているため、鹿の圧力を押し返す力がこちらのPWにはありません。

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赤単プリズン包囲網

ヨリタクの選択

赤プリズンもデスタク(ヨリタク)は大別すると、マナ否定によるプリズンデッキという共有点があります。その中でも大きな違いは、デスタクが盤面に触れる力が高いということでしょう。

具体的にはソープロ、十手による高い除去力、スカイクレイブの亡霊、議会の評決による広い対応力が魅力です。唯一真冬がぶっ刺さりますが、これは僧院長の「3」指定で、オーコ、FoNとまとめて止まります。

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今回はSnowKoだけを評価しましたが、メタに多いデルバーに対しては、赤単プリズン・ヨリタクともにやや有利を取れていると思い、今回はヨリタクを選択しました。この選択自体はよかったかと思います。

ま、蓋を開けてみれば、初戦のSnowKoにヨリタクでボロ負けしちゃってるんですけどねー・・・TwT)

というわけで、今回は自分のデッキを信じきれず、直前で日和ったMtGプレイヤーの独り言でした。

特にオチもなく終わる。

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