今年お世話になったカード20選 2021 Part3 (最終回)
さて、いよいよTOP3。さっそく書いていきましょう。
3位:最後のトロール、スラーン
さて、ここにきて不思議なカードが出てきました。
ちょっと経緯を。
使用デッキはグルールムーン。このデッキの強い動きの一つが
T1: 土地→東屋のエルフキャスト
T2: 土地→楽園の拡散(赤指定)→東屋のエルフ起動で4マナ(RRGG)
という感じ。
メインで月でハメ殺したデッキも、サイド後は基本土地を多めにサーチするなどしてケアしてくることが多いです。そうやって動きが鈍ったところを、月を貼らずにまっすぐに殴り殺すのがグルールムーンの戦略で、上振れで出てきた2ターン目の4マナをうまく使えるのがデッキとして強いと思います。
というわけでこういった4マナのカードを色々ためしていたのですが、昨今の青白コントロールと続唱サイの台頭で、このカードでは勝ちきれないことが増えてきました。《探索する獣》はかなりよいのですが、《孤独》に食われてしまうのがイケてないですね。
という試行錯誤を経て、最近は《最後のトロール、スラーン》にたどりつきました。
カウンターされず、《孤独》で触れず、《至高の評決》を耐え、オムナス、サイ、《激情》と殴り合える、と言えば、メタに合っているような気がしてきませんか?
現在は1枚差しですが、もしかしたら2枚でもいいんじゃないか?と思ったりもしている今日このごろ。来年もこいつを叩きつけて行くぜ!
2位:激情
インカーネーションサイクルはやっぱりどれも強かった。《激情》がここにランクイン。
クリーチャを複数焼いたり、PWを焼いたりとダメージで解決できる場をダメージで解決していく、そんなパワー進次郎スタイルがまさに「力こそパワー」という感じで好感です。(なんのこっちゃ)
グルールムーンはしばしば5マナ出るようになるので、素で唱えてフィニッシャーになってもらうことも多かったです。《殴打頭蓋》がつけば、、、宇宙!!
こいつも比較的早くに手に入れることができて、マネー的にもお世話になった1枚。
《忍耐》の項で触れましたが、MH2は日本語が先行発売になって、英語版は少し遅れての発売となりました。
《忍耐》のときは値上がりを見守るしかできませんでしたが、《激情》はなぜか値下がり傾向で、たいそう助かりました。
《孤独》ほど大変なことにはなっていませんが、じわじわ伸び続ける1枚。来年も焼いて殴っての活躍に期待!
1位:運命の神、クローティス
1位はぶっちぎりで《運命の神、クローティス》!
「置いただけで勝つ」、超強力カードです。
グルールムーンの勝ち筋の一つが、カーンで《罠の橋》を持ってきて引きこもるというのがあります。イゼットモンキーが繰り出してくるデカい《濁浪の執政》なんかはこのデッキでは受け止められないことが多いので、こういう戦いになりがちです。
今までは引きこもったあと《反逆の先導者、チャンドラ》でちまちま2点与えて勝つみたいな細い勝ち筋でしたが、クローティスならライフアドバンテージがその2倍。
しかも墓地の種類を減らして昂揚達成を遅らせたり、なんなら《濁浪の執政》の着地を遅らせる/弱らせるという先置きしても強いカード。
顕現しない限りは、こいつに触れるカードは3色使った《虹色の終焉》くらいしかない(3色払えば触ってくるのは本当に憎たらしい)のですが、大抵はその前に《レンと6番》が終焉にやられていることが多く、二の矢まで対処されるのは稀。本当に触られにくい1枚です。
また顕現してしまえば、高い殴り力でゲームを早く終わらせにいけたりと、置物でよし、生物でよしの万能カードです。
ホント、めちゃくちゃ強いんで、みんな使ってみてください!
終わりに
以上、お世話になったカードはこんなところでしょうか。書いているうちに「あー、あのカードもあったなー」なんてのはチラホラ出てきますが、とりあえずはこんなところで。
最後に。
今年のワタクシのMtGシーンで大きく変わったのは、一緒に遊ぶ友達ができたことでした。
今まで野良大会に出て帰るだけだったMtGライフが、トレードやフリープレイなど大きく変わったの感じる1年でした。
また高額なカードを比較的安価に提供してくれる地元の仲間にも大変助けられました。
一緒にMtGできる仲間は神話レアに勝る。ということですね。
来年もよろしく。
本年はこんなところで。特にオチもなく終わる。
良いお年を。
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