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小学生向け夏休み工作を紙ストローで作ってみた

テコにちは。住宅白模型職人テコです。

この数年で子供たちの工作に丁度良い動画を何本か公開してきました。今回はより簡単でより学習にもなる模型を題材にしています。メインは紙ストロー。そして題材にしているのは軸組模型です。

軸組模型とは?

軸組模型は大人でも聞き慣れない言葉だと思います。建築物は木やコンクリートや鉄を使った頑丈なシェルターです。それらの素材がどのように組まれているか、どんな作りが適しているか検証するための模型が軸組模型です。

以前製作したのは専門誌用でした。住宅の軸組模型です。

材料道具はすべて100均

建築模型を作るプロでも、最近は100円ショップにあるものを使うことが多くなりました。建築学生さんにとっても模型作りは金銭的に厳しいモノです。とても助かっているんじゃないでしょうか。

揃える道具材料は以下の通りです。

作る前に3DCG化

最近は一般的にも所有者が増えてきた3Dプリンター。テコもおもちゃのような可愛い機械を所有しています。

この3Dプリンターを存分に使うためには3Dデータを作るスキルが必要になります。無料で高性能なblenderというソフトもありますが、テコはクラウド上で手軽に操作できるTinkerCADという小学生向けソフトをよく使います。このソフトを使って実際に作る軸組模型を描いています。

本当に簡単に操作できるのでお子さんと一緒に遊んでみてください。以下にTinkerCADのURLと軸組模型のサンプルデータのリンクを張っておきます。

TinkerCAD https://www.tinkercad.com/

作り方は動画で

ある程度の準備ができたらあとは動画を観ながら軸組模型を作ってみましょう。それほど難しくはありませんから、小学校3年生くらいならすぐにできちゃうと思います。

動画はYoutubeで公開しています。

もしかすると、厳格な現場職人(大工)さんはこの動画を観て怒るかもしれません。かなり簡略化しているからです。でも、もし本格的なモノを作ってしまったら、低学年の子供たちには苦痛です。どうかプロの皆さん、構造学習の内容にはちょっとだけ目をつぶってくださいませ。

さいごに

建築模型の作り方動画共有サイト「もけると mokeruto.jp」というサイトを運営しています。昔所有していたYoutubeチャンネルで公開していた動画の半分をこのサイトに移しています。会員限定ですがやっと300名を超えています。嬉しいです。

もけると mokeruto.jp」には工作動画がまだ沢山あります。そのリンク先を張っておきますのでぜひ遊びにいらしてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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