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【ドット絵技術メモ#1】ドット絵って?(更新:2022/10/25)

ドット絵を描きたい皆さんこんばんは!
ドット絵描くのが一番大好き、マルチクリエイターのモケモです。

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さて、初回ということで少しだけこの記事の説明をーー

今回、今まで私が学んできた知識が、誰かの疑問の解決興味のきっかけになればと思い、このnoteに投稿していくことにしました。

そして、この記事は以下のような方向けに書いていく予定です!

  • これからドット絵を描こうと思っている方

  • ドット絵をどう生かしていくか知識が欲しい方

ですが!他のドット絵好きの方やそうでない方にも『へ~、こうやるんだ』という内容の物にしていくので、是非この機会にご覧になっていってくださいませ~!🐈

それでは始めていきましょう…!

1.ドット絵って?

そもそもドット絵とは何か、皆さんご存知でしょうか?

「カクカクとした絵」
「昔懐かしい雰囲気のする絵」
「ゲームに使われている物」

といった印象を抱く方も多いのではないでしょうか?

そんなドット絵は今まで私が過ごしてきた中で

『ドット(点)を使い、色数を抑えたままに点で描かれた印象を残したままにキャラクターや背景等を描いた物』

と認識しています。

(補足として下記にWikipediaより引用したものも載せさせていただきます)

ドット絵とは、主としてコンピュータ上における画像の表現方法・作成方法の一形態であり、表層的には通常の目視でピクセルが判別できる程度に解像度が低いビットマップ画像と捉えることができる。ピクセルアート(英: pixel art)とも呼ばれる[1]。

Wikipedia

もちろん、これが正解とは限りません…!
皆さんの中にもそれぞれ自身が感じているドット絵の認識はあるでしょう!
ですが、ドット(点)で描かれたものであることは的から外れていないと思います。

さて、そんなドット絵ですがなじみ深くない方にとっては、イラストとドット絵の境界線を不思議に思う方も多いんじゃないでしょうか…
少なくとも、以下の点が両者の明確な違いです。

  • ぼかし表現がないこと

  • 色数は256色以下であること

  • 一つの絵のサイズは最高でも長辺256px以下の傾向があること

  • 小さいパーツや模様を描画するには向かないこと

そのデフォルメ感が売りであるドット絵の為、キャンバスサイズが大きすぎるとただのイラストになってしまう難しさがあるのです。

2.ドット絵が向いていること〇

上のようにドット絵はいろんな条件が存在していますが、そんなドット絵だからこそ表現できること、できることが山ほどあります。

  • デフォルメ感を気軽にだせること

  • どんな雰囲気を持つものでも「かわいい」にできること

  • イラストと比べて全体的に一つの絵を描く時間を少なくできること

  • ペンを使わずに描くことが簡単なこと

  • ゲーム制作等のサービス作成時に必要となる素材を増やしやすい

  • 絵柄が全体的に出にくいために取り回しがしやすいこと

他にも細かな部分でドット絵だからこそのできることや、それぞれの詳細について記述していこうと思いますので、是非お楽しみに!

3.ドット絵には向いていないこと✕

一方で、そんなドット絵には向いていない表現が存在しています。

  • 曲線を使った絵をかくこと

  • かっこいい、ホラーといった「かわいい」以外の雰囲気で統一すること

こちらもどこかで詳しく記述していこうと思いますので、どこか頭の片隅に残しておいていただければと思います。

4.ドット絵の芸術表現『PixelArt』

上のやつを見て難しそうだな…と思った方もいるんじゃないでしょうか。
特に普段イラストで慣れている方にとってはすこし複雑だな..と感じる方も多いと思います。

ですが最近では『Pixel Art』といったアート(芸術)としての表現方法が多く先ほど挙げたドット絵とイラストの境界線が混じりあいつつあります。
例えば下のようにドット絵×3Dドット絵×アニメーション、といった表現が用いられたり…

ドット絵コミュニティ『ドット絵島』の人達と制作したドット絵×3D
OperaDots 東方Projectオペラ『幻想郷への組曲』ドット絵ビジュアル

特にドット絵×3Dなんて、絵ではありませんからね。
ですが、ドット絵が売りとする『デフォルメ感』を用いたことで、イラストのような高解像度のテクスチャを用いた3Dモデルによるワールドと異なり、雰囲気が柔らかくなっています。

5.ドット絵を作る時に注意すること

このように境界線があいまい化していく中で、何が正解なんだ!となってくると思いますが、以下の点だけ避けるように注意しておくと弊害を生むことは少なくなります。

イラストや写真をドット絵生成ツールで変換し、無編集のまま出してしまうこと。

次回以降のPXMEMOで記述しようと思いますが、ドット絵の描き方にはある法則があります。この法則を無視してしまったものは、一般で言うPixelArt、ドット絵といった垣根から外れてしまうのです。

一番は皆さんの心の中にあるドット絵の認識なのですが、他の方にも向けた物を作る場合は、その法則に従って表現することも一つの要素になります。
是非この法則も上手く扱い、皆さんの心に抱く『ドット絵』を表現してみてください!

6.【学習にお勧めの本】

以上がドット絵についての話でした。

今後、ツールの使い方やどんな応用の方法があるかも記述していきますので、是非自身の糧としていってくださいマセ!

さて!
最後にドット絵をどう描くの?といった方向けに実際に私が読んできた中でお勧めの本をご紹介します。

1.ピクセルアートではじめる背景の描き方

背景の描き方はもちろん、初心者に向けたドット絵の法則や気を付けることに関しても記述されており、お世辞抜きでこれがあれば買ったも同然といった本。
最先端のPixelartとドット絵の法則について知りたい方にオススメ!

2.ドット絵教室

ドット絵の法則を始めとして、キャラクターやオブジェクトを実際に描きながら学習していく一冊。
細かな物を描いていきたい!といった方にオススメです。

3.ボクセルアート上達コレクション

ドット絵×3Dといった表現の代表格ともいえるボクセルアートの参考書。
同時にどのように各部をこだわっていくのか刺激を受けることができるためオススメ。
新たなドット絵表現と、細部のこだわりを知りたい方にオススメ。

7.最後に

いかがでしたでしょうか?
今後もこのようにドット絵についてのメモを残していきますので、是非興味あればご覧になっていってくださいませ🐈

次回はPC版ドット絵ツールについて書いていきます。

それでは皆様『いいドットライフを!』

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