UCL(アルティメットコロシアム)のローテ落ちによるビショップの今後

はじめに

3月になりました。3月末にはおそらく新弾が実装されることだろう。(現段階では3月30日に実装と予想している。)そこでビショップを主に使っている筆者が新弾到来に伴うUCLのローテ落ちについて述べようと思う。

UCLのローテ落ちするカード一覧

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1枚目にニュートラル、2枚目にビショップのカードを示す。UCLはプリンセスコネクトとのコラボパックであり新要素「ユニオンバースト」が初登場した。また、それぞれのクラスに代表となるレジェンドが登場した(エルフのフォレストエース・リマーガ、ヴァンパイアのウールヴヘジン・アラガヴィなど)。そんな中ビショップはグランドナイト・ウィルバートが登場した。

ローテ落ちの影響

以下に、UCLのローテ落ちにおける影響をゴールドレジェンドカードについて述べる。また、ニュートラルカードに関してはETA環境においてほとんど使用されていないため割愛させて頂く。

レジェンドカード

グランドナイト・ウィルバートの登場でUCL後からビショップは1つの軸として守護を持つフォロワーに寄せることが多くなっており、最近ではSOR(レヴィ―ルの旋風)にて実装された双砲の神罰・アンヴェルトホーリーエンチャンターよりさらに強化されてきていた。このカードがローテ落ちすることにより守護を持つフォロワーを主体としたデッキは弱体化を受けるであろう。

グランドナイト・ウィルバートはその本体性能もあったが、「アクセラレート3:聖騎兵を2体出す。」を用いた連携ビショップというアーキタイプにも相性がいいカードであった(筆者も連携ビショップでETA環境初期においてGMになってます。)。連携ビショップにはUCLのアディショナルで追加された豊穣の西風神も搭載されており大変活躍したカードであった。豊穣の西風神はUCL実装当時はあまり日の目を浴びないカードであった。しかしパック追加に伴い徐々に強化され、最終的にETAにて実装された星界の艇人・ノアにより完成されたカードであると思う。

救護院の主・サレンは他の2枚のレジェンドカードと異なり実装当時からほとんど日の目を浴びず、ユニオンバーストの効果を持っているカードで唯一上方修正がされたカードである。しかし、上方修正されたのちも構築における使用率は高くなかったと記憶している。(使用者曰く2Pickだと強かったそうだが、筆者が2Pickをほとんどしないのでわからない。)サレンのどの部分が残念だったかというと、AOEが後半に(実装当時)5コスで3点しか飛ばずその程度であれば終盤の盤面をさばくことができないことがまず挙げられる。一応、自分のリーダーが5以下であればAOEの値が5点に増えるがその状況であれば5点であっても無理なのではないかとなる点である。次に、UCL実装時には4コスに聖弓の使い手・クルト(ROG)が存在しており、そちらのほうが有効性が高く使用されていなかった。ROG(リバース・オブ・グローリー)がローテ落ちするころには、カインドブライト(SOR)が存在しており、使用率が上昇することはなかった。さらに、当時からアミュレットを軸としたビショップデッキが環境にあらわれておらず、先攻4tにおいても無料進化することは不可能であることからサレンは使用率が低かったと思う。

ゴールドカード

聖なる守り手・ユカリはレジェンドカードのサレンとは異なり、ETA環境において一部では下方修正をされるのではないかと言われるほど、強いカードとなっている。ユニオンバーストの効果は次の自分のターン開始時まで効果ダメージをすべて0にする。また、UCLのローテ落ちにおいて一番ダメージが大きい部分になっていると考えられている。しかし、UCL実装当時は相手のリーダーに大きなダメージを与えるカードが呪われし影・ヴァイディくらいしかなく、実はそこまで高い使用率ではなかった。しかし、FOHで《世界》・ゼルガネイアが実装されたことによりユカリの評価はかなり増加し、現在の使用率に至っている。実際現在では、清浄ビショップには3投必須になるほどの強さを持っており、ユカリのローテ落ちにより清浄ビショップはかなりのダメージを受けると考えている。ローテ落ちの影響もあり第20弾パックでは神の盾・ブローディアのリメイクカードが来るのではないかと個人的に予想している。(ETAのアディショナルにおいて七宝石の姫・レフィーエに類似したルナールプリーストが実装された。)

神聖なる先導者は守護ビショップの強化パーツとして実装された(はずなのだが、実際はそこまで使用されなかった。)。声優がフォルテの方と同じ(三澤紗千香さん)であることが特徴的ではあったが、実際構築ではほとんど使用されていなかった。ただ、3コスで大きなフォロワーとしてプレイすることが可能となることは有利性があったと思う。

崇拝の実現はアディショナルカードとして実装された。しかし、実際はロマンデッキに運用される程度のカードであった。

主流のデッキにおいての影響と今後の予想

清浄ビショップ

一番主流であろう清浄ビショップはユカリがローテ落ちすることにより、かなりパワーダウンはすると思われる。しかし清浄本体はローテ落ちしないので追加パーツによっては環境にまだ存在するかもしれない。あと、カームフェザーフォルクのローテ落ちにより1コストで動ける札も少なくなる。

守護ビショップ、連携ビショップ

ウィルバート、西風神の影響は大きいと考えている。おそらく追加カードがかなりないとデッキタイプが消滅すると考えている。

アミュレットビショップ

サレンは現段階でもほとんど使用されておらず、ETAにてフリッグが追加されたが環境に出てくることは少ない現状である(せめてフリッグにアクセラレートがあれば・・。)。ローテ落ちの影響はほとんど受けないが、能動的にアミュレットのカウントダウンを複数進めれるカードがアミュレット4枚の時のメルティングシュガー・セリーナとベーシックカードである気高き教理しかない現状だと追加されても活躍できるデッキタイプではないと思っている。



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