対岸の彦星の輝きについて
電車に揺られながら、唐突に、対岸の彦星か、となんか思ってしまった。
宇宙は膨張を続けているとかなんとか、そんな本を読んでいたからかもしれない。
天の川の向こう岸でキラキラ輝く星、宇宙が膨張しているなら川幅はどんどん広がって遠くなる。
簡単には辿り着けない向こう岸だから、そのキラキラが尊いんであって。
膨張する宇宙にあって、お互いの引力が効く範囲で距離をなんとか保っ
ているとしたら、それはそれで尊いよね。
交わらない人生だけれど、引力のバランスが取れたところで存在し続けることができたら、それは無関係では無いし。
平行に引いた線じゃなくて、引き寄せられたり離れたり、時々振り回されて軌道を外すこともあるかもしれないけど。
(軌道を外れて衝突は避けないといけない。)
だから、衛星のようにきちんと周る軌道はなくていい。
織姫では無いから、自分はダークマターかもしれないけど、キラキラの引力を感じれることを大事にしていけたらいい。
信じているとは言わない。
魅力という引力があることはわかってる。
その引力に良いも悪いも無いから、評価もしないよ。
時々、そのキラキラの眩しさにふわふわと幸せな無重力の気持ちになるだけ。
ありがとう。
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