【裁定】イッカネズミexを使う上で気をつけるべきこと【ポケモンカード】

イッカネズミex、密かに強いと思っています。
最大120ダメージの反撃と、ダブルターボエネルギーで起動できる点、にげるエネルギーが0で進化前含めてフェザーボールに対応している点、小物たねポケモンを倒せるだけのダメージを与えながら2ドローできる点など、とても強力かつ独特な効果を持っています。

このポケモンを使うにあたり、裁定の面で気をつけなければいけない点や気付いたことを随時追加していきます。

なお大体Q&Aで「サボネア」で検索すれば欲しい情報が手に入ります。
基本的には上級プレイヤー用ルールガイドを参照していきましょう。

ちなみにデッキレシピ

5ban Graphicsのカードの中で唯一狂気を感じる

基本ルール編

いっちだんけつを発動できないパターン

  • ダメカンを乗せる効果(ヤミラミ:ロストマインなど)

  • きぜつさせる効果(トドロクツキex:くるいえぐるなど)

  • 特性が無効化されているとき

  • 相手がワザの効果で場を離れるとき

「バトル場で」「ワザの"ダメージ"を」受けたときなので気をつけましょう。

変則的な裁定として、ディンルーexの裁定があります。
相手の場のダメカンが乗っているポケモンの特性を封じる効果ですが、このディンルーexの攻撃を受けた場合、ワザを使う手順の順番どおり処理し、いっちだんけつを発動する前にダメージが乗り、特性が無効化される裁定のようです。

反撃系の特性は例がサボネアかノクタスの場合が多い

(勘違いされがちだが)いっちだんけつを発動できるパターン

  • 相手のポケモン◯匹に◯ダメージ という効果でバトル場のイッカネズミexがダメージを受けたとき

  • 「このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない」と書かれた攻撃を受けた

  • 相手のポケモンがダメージを与えたあとベンチに戻るとき

げっこうしゅりけんなどはダメージ表記がなく、効果欄にダメージを記載されていますが、下記の通り、ダメージとして扱われるためバトル場で受けた場合いっちだんけつを発動できます。

B-08 相手のポケモン●●匹に、(それぞれ)▲▲ダメージ
◆ 相手の場のポケモンを指定された数ぶんだけ選び、そのポケモンにダメージを与えるワザです。この
内容は、効果ではなくダメージの計算として行われます。

いっちだんけつでのダメージで相手に発動されない効果

基本的に「ワザの」と書かれている効果はすべてすり抜けてダメージを与えるので注意しましょう。
また、相手のターンにきぜつするため、「前の相手の番に、自分のポケモンがきぜつ~」などの対象にもなりません。
現スタンルールで遭遇しがちなものについて具体例をあげていきます

  • ギフトエネルギー

  • アンフェアスタンプ

  • レガシーエネルギー

  • きょうせいギプス

これら道具やエネルギーの効果はすべて「相手のポケモンからワザのダメージを受け…」とあるため、反撃で倒した場合効果を発揮できません。

  • 「ワザのダメージは-◯◯される」

  • 「ワザの効果を受けない」

ギフトエネルギー&きょうせいギプスつきチラチーノをワンパン(反撃で)できてすべての効果を無効にして気持ちいい

がっつくまえばで山札を引ききった,山札を1枚しか引けなかった

ポケモンカードゲームでLO負けとなるタイミングは、「自分ターンが回ってきたタイミングで山札が引けなかったら」なので、ワザを使ったタイミングでは負けになりません。

次の相手のターンに、相手が即座にターンを終了した場合負けになりますが、そのワザ宣言で即座に自分が勝つことができる場合は使いましょう。

同士討ち編

イッカネズミexは反撃する特性を持っているため、相手のポケモンとイッカネズミexが同時に倒れることがよくあります。
そういったケースでの処理を確認していきます。

次のポケモンを出すタイミング

上級ルールガイドには

おたがいのプレイヤーのバトルポケモンが同時に【きぜつ】した場合、次の番を行うプレイヤーから、バトルポケモンを出します。

https://www.pokemon-card.com/assets/document/advanced_manual.pdf

とあります。相手のワザによりいっちだんけつで同士討ちした場合、次の番を行うプレイヤーは自分のため、自分から先に出します。

きぜつするタイミング

きぜつの確認は

  1. ワザの宣言

  2. ワザを使うポケモンの状態の確認

  3. ワザの説明文に「ダメージを与える前に」とある場合、その内容に従います。

  4. ダメージ計算

  5. ダメージ以外の効果

  6. 相手のポケモンがダメージを受けたときにはたらく効果

  7. きぜつの確認

の順番で行います。
相手からワザを受けたら、いっちだんけつの効果で反撃ダメージを与えたのち、両者同時にきぜつの確認を行います。
その後、改めてきぜつ後にはたらくポケモンのどうぐなどの処理を行います。

ベンチ狙撃でベンチとバトル場両方にダメージを受け、ネズミの数が変わった

上記の順番に従うと、ポケモンがきぜつする前に特性の処理を行う(6)ため、ワザを使った時点でのイッカネズミ・ワッカネズミの数に従って反撃を与えます。

同士討ちで両者サイドを取りきったとき

上級ルールブックを参照すると、以下の4パターンになります。
要約すると

  • 両者ベンチからポケモンを出せる場合は引き分け

  • 片方がベンチからポケモンを出せない場合出せなかったほうが敗北

となります。

引き分けの場合の処理はルールブックに記載されておらず、大会やショップのハウスルールが適用されるようです。

なお、相手がサイド2枚/こちらが1枚で、相手がウッウなどサイドを1枚しか取られないポケモンで相打ちになった場合でも最終的に両者サイド0になった場合も同様となります。


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