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小説 美味しい珈琲はいかが?

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高校一年生になった「珈琲嫌い」の香はバイトの面接で、最高に不味い珈琲に出くわす。泣きながら口直しに寄ったスウィーツ店の店長に事情を説明すると「美味しい珈琲を飲ませてあげる」と、う…
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#バイト

小説 美味しい珈琲はいかが? 一杯目

「ここだよ、香。」  小さな門を抜けると都会の真ん中だとは思えない程の木々で囲まれ、まる…