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人の仕事を見下していないか

数日前トレンドに「底辺職ランキング」というものが入っていて、思わず見てしまいましたね。
ちょうど自分も「人の仕事を馬鹿にするな」というタイトルで記事を書いていた途中だったので。

自分はいまホテル清掃バイトをしていますが、実際に見下されているのは事実です。
お客さんは労いの言葉をかけてくれるのですが、一緒に働く一部のホテルスタッフ!
自分達のほうが給料もいい上の立場なんだから、言った雑用は文句言わずやれ、というのが滲み出てます。
仕事を「頼む」というより「命令する」という感じですね。
言い方がキツイ。
こういった人たちは廊下ですれ違っても挨拶も返してくれません。
完全に下に見てますね。
「お前らが汚したトイレ、掃除してるのは誰だと思ってんだー!」と尻を叩いてやりたくなります。

確かに自分もバイトを始める前は「清掃なら自分にも出来そう」と、「誰にでも出来そう」というイメージを持っていました。
ですが実際、体力仕事で汚い仕事ですし、数日で辞めていく人も多いです。
「誰にでも出来る仕事」であっても「誰にでも続けられる仕事」とは限らないです。

自分は清掃バイトを始めてから、他のスーパーやホテルのトイレの綺麗さを改めて感心するようになりました。
利用客が多い場所なのにいつ利用しても綺麗なのは、清掃をしてくれている人がいるおかげなんですよね。

清掃以外にも過去の「amazon倉庫ピッキング」の仕事も、面接で履歴書見ると明らかに馬鹿にされます。
自分では本当に多くの経験が得られていい転職だったと思っていますが、面接官からすれば「でもピッキングでしょ?(笑)」でお終いです。

じゃあDTPオペレーターやWEBデザイナーは良かったのかと言えば、これまた「デザインなんて誰にでも出来る」なんて言われましたからね。
結局のところ、人って無意識に自分と比較したり、偏見を持っていて、他人を見下さずにはいられないんだなと思います。
「自分はこの人よりも上」という優越感で安心するのでしょう。

前にも記事で書きましたが「世界は誰かの仕事で出来ている」
この世の全ての職業は需要があるから成り立っている。
この世に必要だから存在している。
互いの仕事を尊重し合えるようになってほしいですね。

ありがとうございます!