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夏の思い出、あの香り

暑い日が続きます。
先日、帽子も被らずにマクドナルドに
行ったら、舐めてました。
頭、フラフラ。
散歩ぐらいのつもりやったのですが、
今年の暑さも気を付けた方が良さそうです。

そんな夏の日、
香りと共に思い出す、
あの夏シリーズです。
古く、アトランタオリンピック
が開催された年の夏です。
1996年ですね。

私の中では、お手紙ブームでした。
エンタメの趣味で文通している方々が、3名もいました。

当時、中学生。
まだメールもない、遠い相手と
想いを交わせるのは手紙ぐらいの時代
です。

内容はエンタメよりも、私生活が
中心だった様な気がします。
その中で情報を交換しあったり。

アナログならではの、楽しい空間、
手紙が来るまでのワクワク感。

アーティストに中々会えないのであれば、

自分達で感動を作ってしまおう❗️

という意気込みがあった様な
気がします。
←テレビの中の人は、インターネットが普及してないだけに、雲の上の様な存在でした。

アーティスト本人に想いを伝えるのは、ファンレターというツールのみ。

誰々にファンレターを書いた。

みたいなのも、文通の話題に
なっていました。

触発された私は、

そこで私も当時大ファンだった、
シャ乱Qのまことさんに
ファンレターを書いて見ることに
しました。

当時、シャ乱Qさん達は人気が
ありましたし、印象づけるには
どうすれば良いか。

と、ファンレターは書いたものの、
それが思いつかない。

そこで、

外出先で買って貰った、
ローズの香りがしたポプリオイル
を、香り付けとして使ってみることに
しました。

当時は香り付けの方法が分からず、
ファンレターの封筒に、そのまま
ふりかけて、送ってしまったのが
苦い思い出として残っています(恥)
ポストに投げ入れました。

直接渡す訳ではなく、郵送なので、
届く頃には香りが揮発していたかとは思われますが。
キチンとまことさんの手元に届いたと、今も私は信じています。

中学生らしい、中学生にしか出来ないであろう、思い出です。

ローズの香りは、そういった思い出も
私に運んできてくれます。

香りを嗅ぐ事により、その時の記憶や感情が蘇る事を『プルースト効果』と呼びます。
プルースト、とはフランスの作家のマルセル・プルーストのことで、その半生をかけて執筆した大作『失われた時を求めて』の中で、語り手が口にしたマドレーヌの味をきっかけに、幼少期の家族の思い出が蘇る事から香りによって記憶等が蘇る事を『プルースト効果』と呼ぶようになった様です。
  出典 プロモツール株式会社HP

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