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DDRを10年間やらなかった男がBEMANI PRO LEAGUE SEASON 2 Dance Dance Revolution部門を完走しました

こんにちは。あなせまと申します。
「BEMANI PROLEAGUE SEASON 2 Dance Dance Revolution」部門が閉幕して一週間と少し経ちました。プレシーズンを含めて3シーズン目となるBEMANI PRO LEAGUE(以下、BPL)は3タイトルでの開催であり、そのトリを務めたDDR部門について筆者が感じた事を稚拙ながら書かせて頂こうと思います。
※本記事は個人的な話題が多めです。

DDRとの思い出(やっぱり今回も…)

以前、SOUND VOLTEX部門の記事を書いた際、「BPLをきっかけにSDVXを10年振りに始めた」と書きました。折角BPLが開催されるなら(サポーターズイベントもあるし)対象機種をやるしかない!という訳で今回もDDRをプレーすることに決めたのですが、SDVXに引き続き今回も10年振りのプレーとなりました。

10年前の私は高校生であり、毎週末の学校帰りにゲームセンターへ行き、同級生達と音楽ゲームをプレーする事が何よりも楽しみでした。そんな中でDDRはプレーする頻度こそ少なかったものの、隣のクラスの友人が当時実装されていたLv18の殆どをクリアしているようなガチガチのプレイヤーであり、彼と都合がつく時は毎回DDRが稼働している店舗で2人で遊んでいました。
学校帰りなので制服+革靴の姿です。DYNAMITE RAVE ("AIR" Special)を革靴で踏んでました。今考えるとかなりハード… 友人は全然余裕そうに踏んでいました。卒業してから会えてないけど今でもプレイヤーだといいな。

当時のバージョンはDDR2013(白筐体が登場した頃)で、機種単独のイベントというよりはBEMANI全体で連動イベントが多く行われていた年です。他機種勢だった私は連動イベントに様々な機種で参加しており、「私立BEMANI学園」「jubeat・ギタドラ・DDRのトリプルジャーニー」という今でも大好きな2イベントがDDRでも開催されました。フー・フローツの移植、意外や意外過ぎて当日朝にTwitterを見てビックリし、嬉しさのあまり部活を休んで解禁しに行った思い出があります。後はEmpatheticをプレーすると複数の条件を同時達成できて、複数楽曲を解禁出来た気がする。(書いてて気付きましたがjubeatの話だったかもしれない)
どちらのイベントも今年で10周年なんですね。2年くらい前な感覚がある

私とDDRの思い出はこのトリプルジャーニーの直後辺りで止まっていて、暫くの間は音ゲー自体から遠ざかる時期が続きます。そしてBPLの影響でIIDX、SDVXと復帰し、遂にDDRとも再会する事になりました。

個人的な思い入れは上述のようにかなりある機種なので、プロリーグ開催が発表された時からどんなとても楽しみにしていました。

DDR部門を観て感じた事など

・本当にあっという間に終わりましたね。

IIDX、SDVXと比べて試合の期間が短いのも当然あるのですが、そうした事情を抜きにしてもあっという間のシーズンに感じました。もっと試合を観たい!とずっと思っていましたが、足を酷使するという部分を考慮するとこの期間の方が安全に終われるのかな、と思います。体は何よりの資本ですし。それでもやっぱりまだまだ試合観たかったけど…

・選手達のキャラクターの濃さが凄い
そんな短かったシーズンでも記憶に残るくらい、個性豊かな選手・チームに溢れていたと思います。
BPLをエンターテイメントの側面から見た時にチームカラーや選手個人のキャラクター性は大事な部分を占める要素だと考えていますが、かつてない程にその部分が濃かったと思います。プロ選手全員の顔と名前がスッと一致する方、多かったのではないでしょうか。

また、発信者としてのスキルを備えている方も多く見受けられました。私はBPLに限った話ではなく、コンテンツが一人でも多くの方の目に留まる為、理解を深めてもらう為に“発信する事”は非常に大切だと考えており、特に最前線の場に立つ選手でそれが優れている方には自然と意識が向いてしまいます。技術面、特にプロレベルの実力を保ちながら一人の人間しての個を確立させるのは容易ではないと思いますが、全くそんな事は感じさせない、もっと早くこの人達を知っていれば良かった、と思わせてくれるような選手ばかりでした。

・それでもやっぱり試合はアツい
本当に様々なドラマが起こった2ヶ月間でした。毎回のように感じていますが、全力のぶつかり合いは本当に格好良いですね。言うなれば事実は少年漫画より奇なり、毎週月曜日に少年ジャンプを買ってページを捲る時のワクワク感、それ以上の興奮が毎週水曜日にありました(???)。
過去の大会からの因縁であったり、初めての公式大会初戦で大ベテランのトッププレーヤーと対戦したり、兄弟同士の対決であったり、試合中のアクシデントを乗り越えて勝利を掴んだり。選手同士の関係性を知るとより面白くなる(と思っている)BPLですが、様々な想いをたった数分の勝負に込めた熱さは今回も健在でした。選手の方々には本当に尊敬の念しかありません。

そしてこちらも毎回書かせて頂いていますが、EXBAR TOKYO+さんでのパブリックビューイングに今回も大変お世話になりました。Twitterにて「EXBAR」で検索すると現地の動画がヒットしますが、毎試合熱狂ととんでもない音響に包まれながら観戦できるあの空間が大好きです。CLASSICジャンルの選曲発表時に毎回発狂していてすみませんでした

大人数で観戦して盛り上がれるパブリックビューイング、人混みが苦手でなければ是非ともお勧めしたいBPLの楽しみ方の一つです。

DDRに復帰しました

SDVXの時と同じく、今回もDDRに無事(?)復帰しました!
最初の項で書いた通り、10年前に離れて以来久々にクレジットを入れました。

流石に革靴でエアスペを踏んでいた頃程の体力は無くなっていましたが、それでもとても楽しんでプレー出来ています。最近はLv14のクリアがある程度安定するようになってきました。Lv15もそろそろ挑戦しようと思っています。

レギュラーステージのLv指定下限がLv12というのも個人的に嬉しいポイントで、実際に試合で選曲された楽曲を同じ難易度でプレイする楽しさに手(足?)が届きやすいのが理由です。

エアスペもちょくちょく踏んでいますが、初のAAA達成譜面となりました。嬉しい〜
バーサスでやるエアスペは更に楽しいです
Lv12、Dance Phenomena EXPERT。セミファイナルの試合が印象に残っています。

サポーターズイベントもあり、フォロワーの方々とバーサスをさせて頂く機会も多くありました。DDRのバーサスは特に“人と一緒に音楽ゲームをプレーする楽しさ”をストレートに実感できる気がします。難易度関係なく体を動かせるのも作用しているからなのかなと感じました。期間中にバーサスしてくださった皆様へこの場を借りて感謝します。ありがとうございました!

トップ画だと全員写らないのでこっちにも。「選手全員好きだしカードコネクトAタイプまではコンプリート出来たら嬉しいな〜」と思っていたらいつの間にか達成していました

終わりに

あっという間に終わってしまったDDR部門でしたが、次年度以降も開催してほしい、もっと色々な試合を見たいという気持ちになり、恒例の(?)BPLロスといった感情に覆われています。
DDRそのものは今後も続けていくつもりです。復帰勢な私はまだまだ知らない曲も多く、これから色々な知識を得られる今が一番旬な状態だと思っています。目先の目標としてクリアできる難易度帯を更新したい、そして何よりも楽しんで運動できる場所として継続してプレーしたい所存です。まさかこの年になって体をここまで動かすきっかけが再びできるとは少し前までは思ってもいなかったですね。10年前に革靴でエアスペをプレーしていた男は10年後に汗だくになりながらやっぱりエアスペをやっていました。でもエアスペ以外も出来るようになりました。成長に拍手。

そして、BPLS2もDDR部門の閉幕によって全てのタイトルが終了、休む間もなくS3が始まります。note自体は今後も気が向いた時にあれやこれや書いていくつもりですが、DDRについてもまた記事を書けたら嬉しいです。S3の内にDDR部門が開催されるのかまだ何も分かりませんが、あの臨場感と個性溢れる選手達をまた見たいと心から思います。

選手の皆様、また関係者の皆様、最高に盛り上がる2ヶ月をありがとうございました。

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