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今年こそは「動くぞ!」と思っている人がより加速するアイデア

こんにちは、本田蒼風@MOJIKARA研究所です。

私がオススメしている
「自分らしい未来を創るために、まずは今自分がありたい姿を漢字一文字を選ぶ【漢字一文字メソッド】」というのがあるのですが、

今日は「今年は【動】をテーマに頑張りたいと思います」という方に
まだ新年明けて半月ほどなのに、数名お会いしました。

やはり昨年は誰もが行動制限などを経験し、
自分が思っていたように「動」くことができなかった
なんとなく停滞してしまった・・・
と感じている方が多いんだろうなと思います。

今日はその文字を選んだ方、そして「私も【動】がいい!」と思った人に役立つ文字からのアイデアを紹介したいと思います。

漢字「動」文字の意味

この「動」という漢字。
よく見てみると「重」と「力」の組み合わせでできています。

コロナで活動範囲狭くなり、重くなった体を誰かが力づくで押して、やっと「動く」
・・・ではないんですよ😁(耳が痛いっ!)

もともとは「重」は「東(何かが突き通る)+人+土」の組み合わせでできている文字で、「力」は農耕の際に使う鍬(クワ)の形なので、
固くなった農地に鍬を振り下ろして、土地を耕す様子なんです。

一説には、その鍬を振り下ろす動作が一定のリズムで繰り返されることから、
「動脈」の「動」は、掘り起こしたばかりの土のように、新しい空気を沢山含んだ血液が一定のリズムを刻んで体中をめぐること=動脈となった・・・という解釈をしている字書もありました。

漢字が作られた時代、私たちの祖先は主に「農耕民族」として過ごしていたので、この動作は日常の中から想像されやすかったのでしょう。
ちなみに「働」の文字は、日本に入ってから作られた文字「国字」です。
日本に入ってきてから、ますます「働く=農地を耕す人」というイメージが強化されたのですね。

さて、この「動」の文字の起源にさかのぼってみると、気がつくことがあります。

まず1つ。
それは「農地を耕す理由」です。
もちろん、何かしらの作物を収穫したいから耕すのですが、
そこに一体どんな野菜や作物を育てたいと思って耕すのか・・・

私は都市型農園を借りて毎週末農作業をしているのですが、
農作業で最も大事なのは「土作り」です。
どんな野菜を育てるかによって、
どれくらいの深さを耕すべきか、
どの栄養を混ぜて土起こしすべきか、
どのくらいの広さが必要かなど
最終的に育てたい作物によって、耕し方が変わってくるのです。

その際に、ただ闇雲に耕して種や苗を植えて育てることもできますが、
作物にいくら途中で栄養を与えたところで、効果は薄くなるばかりか手遅れ、、なんてこともあります。
「農作業は土作りが命」と言われるのはこの部分なんですよね。
いかに育てたい作物に合わせてどのくらい柔らかく、深さも適切に耕すか・・・
その見通しを持って耕すことが大切なんですね。

「今年は動くぞ!!」と思うことはいいですが、ただ目的なしに「動く」ことだけでは、動いている途中で「あれ?どっちへ向かってるんだっけ?なんのために動いているんだっけ?」となったり「動いている、自分」ということに満足してしまって、結局スタートした時点とあまり変化していない・・・なんてことになってしまうかもしれないので、最初になんとなくの「目的」を定めておくのは大切なのかもしれません。

次に2つ目の気づき。
それは「一定のリズムが繰り返される」というイメージがあること。

動脈も鍬で耕す動作もそうですが、
一定の流れができたら、それが繰り返されることもこの「動」の一文字の中に暗示されているように思います。

単発的に「動く」ことは思い切りがあれば結構できたりします。
・・・が、その動きを「繰り返す」となると、
そこには自分なりの工夫やコツみたいなものが必要になってくるのかもしれませんね。
ただ逆にいうと「動き続けることで、自分なりの感覚やコツ」みたいなものが見えてくるのかもしれません。


以上が私がこの文字から受けたインスピレーションと文字からのアイデアです。

今年「動」の文字を選んで
今年は「動くぞ〜」と思っている方は

*はじめに軽くでもいいから「動く目的」を設定してみる
→その目的に合わせた行動が見えやすくなって効率的!

*単発ではなく、少し繰り返して「動いて」みる
→そのうちに自分なりの動きの「コツ」が見えてくるかも!


この文字のチカラを糧にして
あなたが自分らしい暮らしを創っていけますように・・・

MOJIKARA研究所 本田蒼風でした。

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#自分らしく生きる



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