お絵描きラン100個目記念、一筆書きランできるこだわりの作品ベスト5
仕事の合間にしているランニングで絵を描くお絵描きランを楽しんでいますが、2021年にお絵描きラン100作品目を達成しました。その中で厳選したお気に入り作品をここでご紹介します。
お絵描きランのこだわり
私のお絵描きランにはコースへのこだわりやポリシーを持っています。それは以下の通り。
①一筆書きで描くこと
一筆で描く、その理由はランニングやマラソン、というスポーツであることから離れたくないからです。運動であるには、発着地点が同じでグルーっと街を回る、いわゆる周回コースであることが理想的です。その理由は、今走っている場所や地理が想像しやすく迷いにくいからで、もしクネクネと入り組んだコースだとランナーが道に迷いタイムに大きく影響します。もちろん、お絵描きランはタイムとは関係ないというポリシーのランナーもいるでしょうけど、私はここにこだわりました。
②方向転換(スイッチバック)なし
これも①と同じですが、できるだけ単純な周回コースになるようデザインし、スポーツとしてランニングコースとしての経路であることを守るためです。眉毛やまつ毛などの描写に必要なラン180度の方向転換はコースとして適さず、道に迷いやすく、コースミスが気になり集中力が落ち、走るモチベーションも落とします。できるだけ前に集中し走り続けていられるコースが理想と考えます。ここでもスポーツであることに比重を置き、デザインを犠牲にしていますが、それでも可愛いコースにするよう心がけています。毛の先やシワなどの描写がなくても絵として、フォルムとしてデザインするが理想です。
③ギザギザなし(できるだけ)
前に集中したいという前述の理由に加え、ギザギザした場所が多すぎると、絵としてガッカリする感情が自分にはあります。曲線のコースを描くときはどうしてもギザギザして、道という媒体に描くのですからジャギーは避けられません。ですが、たまにギザギザがない(あるいは少ない)という奇跡が起こります。まるで天からの「啓示」のような曲線が、直線的な道路に結ばれたとき、美しさとともに奇跡を感じ、他に奇跡はないか道路探しに病みつきになります。
④街特有の道を活かしたコース作り
曲線の多い地理、川がある街、海辺、格子状など、街の道路には、その街特有の個性があります。格子状なあらピクセルアートのようにどんな絵柄も表現でき有利かと思えますが反面、街の個性は感じにくい。大きな幹線道路や小川に沿った曲線、神社の周りの円形で結ばれた道路など、その街の道路の表情を活かした道路にすることで、ランナーは走りやすく、街の名所に通りやすい散歩のようなランニングになり、だいいち絵として道を活かした、その街らしいコースが出来上がります。そんなお絵描きランにこだわり、理想としています。
⑤コース中にコンビニや公園があること
楽しくお絵描きランしてる最中にだってトイレ行きたい時や、給水、給食したときはあります。夏の酷暑の時なら、ランニング中に水分補給する必要もありますので、コースの途中にコンビニや公園の近くを通るようにルートを調節しています。アートだけでなくスポーツや健康にも配慮したコースを心がけています。
あとがき
東京都・国立市でグラフィックデザイナーをしているもじぐみです。ほとんど自己満足の駄文をここまで読んでくださった方、貴方はとても素晴らしい。ありがとうございました☺️。自己満作品を自己満文で綴ったこのノートですが、100個達成記念にとこだわっている点とともにベスト5の形でnoteに残しました。お絵描きラン100個すべてについてはこちらをみていただければ詳細がありますし、コースの音声ガイドへのリンクもありますのでいつでもすぐにランニングできます、ぜひどうぞ。
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