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モジユメの歩み~活動年表~

2009年7月12日から歩み始めたモジユメ。

モジユメは「聴く」「話す」「書く」を通し、

\ 語り合える、感想がもらえる、仲間が作れる /

一般的な文章講座のカタにハマらない
個性ある文章講座です。

モジユメのこれまでの歩みを略年表式に

各開催年のテーマ
「聴く(トークショー)」
「話す(トークタイム)」
「書く(ワークショップ)」

とういう点に着目しつつ、
簡単にご紹介いたします。

モジユメ2012~モジユメ2016





モジユメ2009(2009.7.12)

2008年までいわき市で開催されていた『中学生・高校生のための創作文章講座』の後継講座として開催された1回目。当時は「基本講座」と「添削講座」の2部構成。ゲスト講師に実川れお。(のちにモジユメ講師になる)この年に設けられた「ゲスト講師と受講生のディスカッション」の時間が、モジユメの「トークタイム」につながっていく。

モジユメ2010(2010.7.3)

トークタイム中心の基本講座「Aコース」と創作中心の添削指導講座「Bコース」の2コース制になった2010年。Aコースの講師に実川れお。受講生全員が話しやすいように机の配置を工夫。ブログや日記、J-POPの歌詞など身近な素材をテキストに表現力を高めるワークショップを行った。

モジユメ2012(2012.7.7)

2011年は東日本大震災の影響でモジユメの開催は中止。2年ぶりの開催になった2012年。2010年に引き続き2コース制。受講生がスタッフたちと短い物語を書くワークショップの時間が設けられる。

モジユメ2013(2013.6.30)

2013年から前年までのAコースが『文字に描く夢講座』として独立。モジユメがスタートする。

テーマは「オープンサークル」
いわき市内の大学生がサポートスタッフとして参加。講座を通して、大学のサークル活動の雰囲気を体験できるような内容となった。「通学路」というキーポイントから生まれる物語をグループごとに創作し、交流を深めた。

モジユメ2014(2014.6.29)

2014年もいわき市内の大学生がサポートスタッフとして参加。
テーマは「プレゼント」
読者をイメージして物語を書くワークショップを展開。「純文学」「ファンタジー」「恋愛」の3つのグループに分かれ、物語のプロットや掌編小説を創作した。受講生の個性や特技を生かしたグループ作りが行われ、幅広いジャンルの作品のアイデアが生み出された。テーマを意識した会場装飾や、雑誌風テキストの配布など、視覚的にも楽しめる工夫がなされた。

モジユメ2015(2015.7.5)

テーマは「おもいで」
講義と創作が中心の文章講座のスタイルで開催。講義では、講師が高校時代に書いた小説をテキストで使用。講師の高校時代の文芸部の部員と10年ぶりに発行した文芸誌の編集期間の様子が紹介された。ワークショップでは、J-POPの歌詞や小説を題材に受講生が自由に短い物語を創作し、感想を伝え合った。同時進行で「モジユメ面談コーナー」が設けられ、講師が受講生の悩み相談に答える場面もあった。

モジユメ2016(2016.7.3)

テーマは「プリミティブ」(書き始める人にとっての「今の想い」、すでに書いている人の「書いてみたい」と思った初心を思い出し、大事にしようという思いが込められたテーマである。)
恋愛をテーマにした作品を題材として取り上げた。ワークショップでは「一晩物語」と題し、たった一晩で繰り広げられる物語のプロット創作を3グループに分かれて行った。

モジユメ2017(2017.7.9)

テーマは「ラジオ」
ラジオスタジオを空間演出。ラジオ番組のお悩みコーナーから発想を得た「創作についての相談ハガキ」をベースに講師やスタッフが即興で講義内容を披露。講師・スタッフと縁のある芥川賞受賞作家へ実際に電話をかけるサプライズ演出。スタッフが講師に対し自分が得意とする「文学世界」について紹介する場面もあった。
ワークショップでは、書いてみたい作品ジャンルごとにグループが分かれ、「一晩物語」のプロットを創作した。
吉野せい賞40周年記念企画として、受講生と「吉野せい賞、これからどうするよ?」と題したトークタイムが設けられた。吉野せい賞について意見を交わした。

モジユメ2018(2018.7.8)

テーマは「フェス」
ロックフェスティバルをモチーフに、受講生が知りたい情報、語りたいジャンルを選んで講義やワークショップに参加できる構成とした。
講義はディスカッションスタイルで、創作の得意分野を紹介するトークコーナーを行った。ワークショップでは、「吉野せい賞(文学賞)応募者向け」「文芸について語り合いたい人向け」など、受講生が興味のあるブースを選択して活動内容に取り組んだ。「吉野せい賞大会議」と名付け、受講生が賞について考え、意見交換する場面もあった。
会場内にはメインステージ、受付カウンター、写真映えスポットが設置された。フェスにちなんだモジユメオリジナル「リストバンド」を受講生に配布した。

モジユメ2019(2019.7.14)

テーマは「HOME~いわき~」
〈書く〉〈語る〉の2つのブースを用意。受講生が興味のあるブースを選択して、参加できるシステム。〈書く〉ブースでは「物語の構成を学ぶ」「講師による受講生作品の添削」「創作相談」が行われ、〈語る〉ブースでは「キャラクターの作りこみ」「スタッフと受講生のビブリオバトル(おすすめ本紹介合戦)」を繰り広げた。講座の終盤には、吉野せい賞で青少年特別賞を受賞した経験のある受講生が、受賞に至るまでの苦労話やエピソードを紹介する時間もあった。

モジユメ2020(2021.3.31発行)

新型コロナウイルスが全世界に猛威を振るった2020年。
モジユメは、感染拡大の影響を受け、開催中止となった。

しかし、講師の「モジユメがテーマの文芸誌を作ろう」というアイデアから、本という形で受講希望者に配布を行った。これまでのモジユメに参加した方々から「言葉を集める」をテーマに、文芸誌『MOJIYUME-文字に描く夢講座2020-』が誕生した。※2020年度、モジユメの活動

モジユメ2020


モジユメ2021(2021.12.19)

2年半ぶりにモジユメの開催が決まった2021年。
当初の8月開催予定が延期となり、初の冬開催となった。
(コロナ禍ということもあり、感染予防対策を念入りに行った。)

テーマは「真夏のクリスマス」
会場はクリスマスの雰囲気に包まれた。トークショーでは講師が高校2年生から創作を始め、大学2年生のときに吉野せい賞を受賞するまでの日々を、しくじりエピソードも交えて語られた。ワークショップでは、クリスマス・イブの夜に自宅に訪ねてくるのは誰か。そんな「たった一晩の物語」を創作。グループごとに読み合わせ、感想を交換した。

モジユメ2022(2022.7.31)

テーマは「まつり」
お祭りをイメージした装飾がなされ、いわき市ゆかりの作家の本や、スタッフが取り組んだ小説の展示などを露店風の展示したコーナーを設置。オリジナリティあふれるブースが出店のように並ぶ工夫を行った。トークショーでは講師が19歳で吉野せい賞を受賞するまでのエピソード、受賞作の創作秘話が語られた。ワークショップでは、お祭りにちなんだ「祭りの夜の一晩物語」のプロットを創作した。

モジユメ2023(2023.7.30)

テーマは「MOJIYUME編集部」
架空の文芸誌『MOJIYUME』の編集部。受講生が新人作家になりきり、講師・スタッフが文芸誌の編集者という設定。トークショーでは、講師自身の体験談を交えながら、「読者」と「感想」が物語を書くことになぜ大切なのかが語られた。
吉野せい賞を紹介するコーナーでは、2022年に吉野せい賞青少年特別賞を受賞した受講生が、選考委員の永沼絵莉子氏と対談し受賞作について直接語り合う場面もあった。
ワークショップでは、文芸誌の編集作業をモチーフに「読者をイメージして物語を書く楽しみ方」を踏まえた創作活動を行った。


モジユメ2017〜モジユメ2023


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