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子どもに命の大切さを教えること

私は未婚で子がいませんが、
友人の同業者には結婚して
子供がいる人が何人もいます。

最近時折
仲良くしている友人らと
平日にランチしたりするのですが、
その中にも
小学生のお子さんがいる友人がいます。

この二人が動物を飼うことについて、
とても対照的なのです。

ひとりはとても動物好き。
私がハムを飼っていたころ、
彼女もハムスターを飼っていて、
今はチンチラを飼っています。

お迎えするにあたっては、
しっかり飼育書を読んで、
毎日のご飯やお掃除のお世話も完璧です。

家族で泊りがけで遊びに行くときは、
近所に住むお母様に
ご飯をあげるのをお願いして、
写真も撮ってもらうそうです。

もうひとりは動物が苦手。
なのに旦那様が動物を飼いたいと言って
ハムスターをお迎えしたらしいのですが、
飼育書は読まない、
掃除もちゃんとしているか怪しい、
ご飯もどうやらヒマワリの種が主体
(注:ひまわりの種な脂肪分が多いので
主食としてはふさわしくありません)。

おまけに家族で泊まりに行くときには、
ペットホテルに預けるでもなく、
誰かにお世話をお願いするわけでもなく、
放置状態。
これには私やもう一人の友人が激怒して、
虐待だと糾弾したくらいでした。
(私が帰省するときにペットホテルに預けたと
言っただけで驚愕していました。)

ハムちゃんが亡くなったときの扱いも
対照的でした。

動物好きの友人は、
ペット霊園でお骨にして預けてきたそうです。

動物嫌いの方は、
庭に適当に埋葬した結果、
野生動物に遺体を持っていかれたようでした。
(注 庭に埋葬する方法もありますが
野生動物が掘り起こしてしまうことがあるので
かなり深く掘らないといけません。)

動物嫌いの方は、本人が関わりたくないので適当。
旦那様は
動物を飼いたいという気持ちがあるにもかかわらず、
無知なまま飼育してしまう。
私にしてみれば最悪です。

そして、この二人が子どもに与える影響は
とても大きいだろうなと思うのです。

動物好きの友人の子は、
お母さんが一生懸命勉強してお世話しているのを見て、
大人になって動物を飼うときには、
しっかり飼育できる人になるでしょう。

一方、動物嫌いの友人の子は、
案外適当でも動物って飼えるんだと思ってしまって、
大人になったら、割とよくいる「ダメ飼主」に
なるように思います。

命の重みを知るかどうかについて
大人が子に与える影響はとても大きい。

ふたりの友人の姿を見て、
私は痛感したのでありました。

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