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東京都知事選よりフランス議会選挙が気になっていた私

昨日は東京都知事選の投票日と
フランス議会選挙の第2回投票日が重なりました。

私は東京都知事選には
あまり興味がありませんでした。
どうせ小池百合子さんが当選するだろう
と思っていたので。
(その意味で東京は保守的な街です。)

それよりもフランス議会が
とんでもないことになりそうで、
冷や冷やしていました。

知っている方も多いと思いますが、
第1回投票で
極右政党の国民連合が一番議席を獲得し、
2回目の投票でも勢いがおさまらなければ
政権をとってしまうかもしれない…
という事態になっていたのです。

極右ですよ極右。
こんな危ないことありません。

実は研究者をかじっていたころ、
フランス議会法の研究をしていたのですが、
フランスは古くから
小党分立のために政権が安定しないことが
常態化しており、
そのために重要政策が遂行できない
という事態に至ってました。

そういった弊害をなくすために
議会制度と大統領制度をリンクさせ、
大統領に議会を仕切る結構巨大な権限を与えたのですが、
現代においてもなお、右から左まで、
様々な政治思想を持つ政治団体がたくさんあることが
今朝の国政ニュースを見てわかりました。

どうやら国民議会が第1党になるのは
免れたようですが、
勢力はかなり伸ばしたようですので、
安心できないなと思っています。

…とよその国のことを
言っている場合ではありません。

極右に片足(両足?)突っ込んでいる輩が
わらわらいる自民党が
長期政権を担っているこの日本。

30年前から全然進歩していません。

フランスの皆さんには、
極右が政権担うとこうなるよと
教えてあげたいと思うのであります。

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