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唯一無二の場所

今日は、朽ち車ファンの聖地、「OLD CAR CITY USA」に行ってきました。入場料20ドルですが、写真を撮りたい人は30ドルを支払います。もちろん、写真が目的なので30ドルを支払いました。

今日の装備は、デジタルカメラのCANON EOS 5D Mark IV、モノクロームフィルムのLEICA MP 0.72、カラーフイルムのLEITZ minolta CLという三台体制です。CLを持ち出すのは久しぶりでした。

三脚はPeak Designのトラベル三脚ではなく、気合を入れてRRSを持っていきました。トータルでかなりヘビー級の装備です。それだけ、この場所には期待していました。やはり、信頼性と使い勝手はRRSとARCA SWISS Z1+のほうに軍配が上がります。

敷地一面に広がる朽ちた車たちに圧巻です。こんな場所は、他にはありません。1931年に雑貨店として始めた家族経営の店で、今でも受け継がれています。大量の車は何十年も放置されているので、朽ちっぷりが半端ありません。

何人か入場者がいましたが、全員が三脚を持って本格的な撮影をしていました。

1人は、FUJIFILMを二台ぶら下げて撮影に挑んでいました。話しかけると、5年ぶりに来たそうです。左腕にレンズ構成図の刺青がありました。彼いわく、お気に入りのFUJIFILMのレンズだそうです。刺青までするとはコアなFUJIFILMファンです。

もう1人は、私と同じくRRSの三脚にキャノンのカメラを装着して撮影していました。すれ違った時に簡単にお声掛けしましたが、RRS使いとして親近感を持ちました。

久しぶりにLEITZ minolta CLを使いましたが、軽くて本当に良いカメラです。シャッターダイヤルが縦に配置されているので、M型ライカよりも使い易いのが特徴です。ファインダー内にシャッタースピードが表示されているのも親切設計です。針式露出計も直感的に扱えるので素晴らしい。

フィルムを装填する前に電池チェックを行い、ちゃんと露出計が動いていることを確認しましたが、途中で電池が切れてしまいました。しかし、GOSSEN STARLITE 2があるので問題ありません。むしろ正確です。このカメラは、裏蓋を開けないと電池交換出来ないので、フィルムが使い切るまで、内部露出計は使えません。

結局、4時間ほど滞在しました。もっと撮影したかったのですが、力尽きました。カメラ三台と三脚はヘビーでした。今回は新緑の中での撮影でしたが、秋の紅葉や葉が落ちた冬の撮影も楽しそうです。ここには何度も来たいと思います。

最後は、お気に入りのカフェで休憩。楽しい撮影でした。


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