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Elmar M 50mm F2.8をEOS R6で使ってみた

Elmar M 50mm F2.8を手に入れて、早速LEICA MP 0.72で撮影していきます。しかし、年末撮ったフィルムが溜まっており、撮った写真を見るのはちょっと先になりそうです。そこで、まずはEOS R6で撮ってみようと思います。撮った写真をすぐ確認できるのは、デジタルカメラならではの利点ですね。レンズの癖を掴むにも役に立ちます。今回はレンズフードなしで撮影しています。

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普通に良い絵を出してくれます。

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中央下の花にピントを合わせました。ボケのレイヤー感も良い感じです。

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斜め上からの太陽光と、フラッグに反射する光で少しソフトな感じになります。こういうニュアンスは好きです。レンズフードを装着すれば、もっとピシッとした写真になると思います。

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要素が多くても丁寧に描写してくれます。

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開放F2.8 最短距離0.7mで撮影しました。ボケの表情がキャノンとは違う感じがします。油絵のようなテクスチャですね。

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Elmar M 50mm F2.8は、隅々までしっかり描写してくれました。これまで、EOS R6でマウントアダプターを使うと周辺減光と合わせてマゼンタ被りが発生していました。しかし、このレンズではそれが発生しません。これは、素晴らしいです。ただ沈胴式レンズなので、ちょっとした不注意でレンズが引っ込んでセンサーやシャッター幕を傷つけてしまう恐れがあります。使うときは気をつけて扱わなければなりません。不用意にレンズが引っ込まないように、3Dプリンターでスペーサーを作るのもありだと思います。

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エルゴノミックデザインの現代的なEOS R6に、クラシカルなElmar M 50mm F2.8は似合いませんね。あえてその違和感を楽しむという感じです。

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