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LITEZ minolta CLの露出計チェック

 私のLEITZ minolta CLは、水銀電池のMR9(1.35V)の代用として空気亜鉛電池を使っています。最初はLR44と電池アダプターを使っていましたが、露出計が全く合わないので、空気亜鉛電池にしました。しかし実際に使っていると、この電池でも合っていないことが分かりました。仕上がった写真が、全体的にアンダーになってしまいます。そこで、ちゃんと露出計を使って確認することにしました。しかし、単体露出計を持っていないので、iPhoneアプリのmyLightMeterを使って比較することにしました。ただ、所詮アプリなので、どの程度信頼して良いのか分からないので、念のためEOS 5D mark IVとRollei 35Sも同条件で比較確認しました。

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 条件はISO400、F値は4で室内の4カ所を被写体として露出を図りました。下図の測定結果を見ると、myLightMeterとEOS 5D Mark IVはほぼ同じ値を示しているのが分かります。そのことから、myLightMeterは信頼して良いと思います。それを軸に見てみると、空気亜鉛電池を入れたLEITZ minolta CLのシャッタースピードは、2段アンダーになってしまいます。そのため、ISO感度を2段落ち(ISO400からISO100)に調整すると、ほぼ適正露出になることが分かりました。今後は、ISO値を調整して使うことにします。

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 一方、Rollei 35Sは、適性露出からシャッタースピードが1段アンダーになっています。ネガフィルムで写真を撮っていて問題はありませんでしたが、そこを意識して撮ると、さらに良い結果が得られそうです。 

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