見出し画像

久しぶりのRollei 35S

LEICA MP 0.72がライカUSAに入院したので、残されたフィルムカメラはRollei 35Sのみ。と言うことで、今日はRollei 35Sを持ち出して、少しフォトウォークをしました。

装填フィルムは、FOMAPAN 400の約10枚分。何故10枚かというと、FOMAPAN 400 100フィートの長巻フィルムの最後の部分が約10枚分だったからです。この10枚以外に、FOMAPAN 400は36枚分の3本を残すのみとなりました。これらを使い切れば、次はILFORD HP5+に戻ります。

Rollei 35Sは、1976年から1980年にかけて製造されました。ほぼ50年前のクラシックカメラです。全シリーズは1966年から2015年まで製造されているので、ライカMシリーズに次ぐ驚異的なロングセラーです。

このカメラは、圧倒的にコンパクトなフィルムカメラで、カメラを持ち歩いているという感覚が全くありません。コンパクトだけれど、金属ボディでメカニカルな外観とビルドクオリティが高級感と所有感を満たしてくれます。目測式なので一見難しそうだけれど、絞りをf8以上にしてゾーンフォーカスを意識してセッティングすれば、ほとんどピントは合います。ある意味、最も素早く使えるカメラです。しかも、40mm f2.8 Zeiss Sonnarの描写はシャープでコントラストも豊かで上質。

あえてネガティブなことを言えば、シャッターフィーリングがチープな印象です。当然ですが、ライカのシャッターフィーリングには敵いません。また、ボディが小さくて軽いので、私の場合1/30以下だとブレてしまいます。

LEICA MP 0.72が入院したことで、Rollei 35Sを見直す機会となりました。入院から戻ってくるまで、じっくりと楽しみたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?