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ゴッホ展に行ってみた <LEICA M Type240>

アトランタ ダウンタウン近郊で開催されている、「Van Gogh : The Immersive Experience(没入型体験展)」に行ってきました。この企画展は、米国10ヶ所、ヨーロッパ9ヶ所、アジア3ヶ所で開催されています。残念ながら日本では開催されていませんが、YouTubeで紹介されています。

館内は撮影可能なので、友人から借りている、LEICA M Type240とAPO-SUMMICRON-M 50 mm F2 ASPH、さらに自前のElmarit-M 28mm f/2.8 ASPHを持って行きました。

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このイベントは、本物のゴッホの絵は全く展示しておらず、360度プロジェクションやバーチャルリアリティ(VR)など最新技術を駆使してゴッホの世界観を没入体験できるイベントです。

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エントランスから、プロジェクションマッピングで気分を盛り上げてくれます。

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これは若干チープですが、ゴッホの絵を再現した部屋で記念写真が撮れるスペースがありました。残念ながら、娘は写真を撮らせてくれません、、、

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メイン会場は20,000平方フィートの巨大なホールです。圧巻の360度プロジェクションでは、ゴッホとジャポニズムにも焦点を当て、浮世絵から影響を受けていたことをビジュアルを通して伝えてくれました。娘も驚きの表情です。

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お絵かきコーナーがあり、塗り絵に色付けしてスキャンすると大きなモニターに映し出されます、ベットルームの絵は娘が色つけしたものです。4つも出ているのは、スキャナーのボタンを連打したためだと思います。

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バーチャルリアリティ(VR)は、"芸術家の一日 "をテーマにゴッホの絵画をバーチャル空間で再現して、その中を10分間ほど散策するというコンテンツです。ゴッホの代表的な作品、Bedroom at ArlesやStarry Night Over The Rhone Riverなど8点からビジュアルが作成されています。これは、完成度が高く没入感がありました。
ゴッホの本物の絵が持つ独特の色彩は、現在の技術でも再現することは出来ないという事を確認しつつ、最新技術を使ってゴッホの世界観に没入させるという試みはとても面白かったです。今時のアートの楽しみ方を知る機会となりました。

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会場を出ると、カントリーミュージックを堪能できます。これはゴッホの世界観ではありませんが、とても良い雰囲気でした。

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レモネードを販売している売店も良い味を出しています。レモンの形をしたトレーラーというのがおしゃれでした。

LEICA M Type240は借り物だけあって、勝手が分からないところがありました。特にISOが400固定になってしまい変更することが出来ませんでした。せっかくデジタルなので、800などもう少し感度を上げたかったところです。これからは説明書を読んで行きます。

RAWとJPEGの両方で撮影しましたが、ライカの場合、素人が下手にRAWをいじるよりも、JPEG撮って出しが一番良い感じがしました。ミュージシャンの帽子の描写は多分キャノンでは表現できないと思います。あまり、こういう色飛びは起こらないでしょう。これを味にするライカが素晴らしいです。

スクリーンショット 2021-09-18 9.21.48

カメラ:LEICA M Type240
レンズ:APO-SUMMICRON-M 50 mm F2 ASPH / Elmarit-M 28mm f/2.8 ASPH
JPEG撮って出し


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