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LEICA M (Type240)とアポズミがやってきた

友人のカメラマンと久しぶりに食事をしました。お互いの近況報告だけではなく、ライカ談義を楽しむのも目的の一つでした。この方は、ポートレートを中心に撮っているカメラマンで、LEICA STYLE MAGAZINEというライカ広報誌でインタビューされているライカ使いです。彼が持ってきたのは、LEICA M (Type240)とAPO-SUMMICRON M 50mm F2 ASPHという組み合わせでした。

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やはりスーパーレンズのアポズミ(APO-SUMMICRON M 50mm F2 ASPH)に私の興味が集中します。彼は、アポズミの描写はとても良く、マネーマシンと評価していました。100万円を超える投資でも、プロカメラマンからすれば利益が取れる良い仕事をしてくれるレンズらしいです。ますます興味深いです。もっとも、メインのカメラはSONY α7IIIとのことです。

宴もたけなわの時に、突然、アポズミを私に貸してくれると言ってきました。明日から仕事で1ヶ月間ほど日本に行くため、その仕事ではライカを使わないから使ってよ、というカジュアルな申し出ででした。さすがに100万円を超えるレンズを気軽に借りることは出来ないと一旦はお断りましたが、いいよいいよ〜、と言うことで、その申し出をありがたくお受けしました。ついでということで、LEICA M (Type240)も付けてくれました。ライカのデジカメは使った事がないので、これはこれで興味深い体験になりそうです。

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一つ興味深いのは、フィルムにおいてアポズミの性能が発揮できるのかという事です。ここは、Voigtlander Nokton Vintage Line 50mm F1.5 Aspherical II SCと比較してみたいと思います。

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LEICA MP 0.72と並べて比較すると、やはりサイズが違います。LEICA MP 0.72よりも高く厚みがあります。実際には1ミリ程度の差ですが、全体的に一回り大きいイメージです。また、フィルムのM型ライカに馴染んできたためか、巻き上げレバーが無いのは違和感を感じますが、おそらく慣れの問題だと思います。
シャッター音を比較すると、LEICA M Type240はカシャッと大きめの音がします。LEICA MP 0.72はシュトッと静かな音で、LEICA M Type240とは意外と違います。実際に撮影して、このシャッター音がどう作用するか気になります。

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デジタルならではの装備ということで、外付け電子ビューファインダー「ビゾフレックス」があります。これも興味深いプロダクトです。1ヶ月間の貸し出しですが、とても貴重な体験になると思います。ただ、デジタルM型の沼にハマらないように気をつけなければなりません。

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