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面倒な現像液の温度調整<自家現像>

自家現像も3回目となり、だんだんと要領を得て来ました。自分にとってハードルが高かった、ダークバックの中でフィルムをリールに巻きつける作業も慣れて来ました。これまで2本ずつ現像していましたが、そんなに写真を沢山撮れる訳でも無いので、今回はTri-Xを一本だけの現像となりました。今は冬なので、冷えた現像液のCineStill Film DF96 Monobathを27度にするのが少々面倒です。CineStill TEMPERATURE CONTROL SYSTEMだけの温度調整では日が暮れてしまうので、現像液をお湯に浸けて一気に27度まで温めます。自分にとって自家現像の難所はフィルムをリールに巻きつける作業ですが、面倒なのは現像液などの温度調整ですね。それが済めば、後は手順に沿って時間通りに実行するだけです。

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カメラはLEITZ minolta CLで、レンズはVoigtlander Nokton 50mm f/1.5 Aspherical II SCです。下のピザ屋の写真は、オンラインでオーダーして外の駐車場で待っている時に撮りました。F1.5開放と言うこともあり少し甘めですが、それが良い雰囲気になっています。

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単なるセキュリティゲートですが、フェンスが程よくボケて立体感が出ています。Nokton 50mm f/1.5 Aspherical II SCの良さが出ているように思います。

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夕方、近くの教会の駐車場で、娘の自転車の練習を撮りました。アンダーだったので明度を持ち上げたためノイズが多く乗っていますが、それが雰囲気を出しています。

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娘は小柄ながら猿のように遊具を登っていきます。この写真は、RAWでスキャンしてPhotoshopで書き出しをしました。

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LEITZ minolta CLの露出計がイマイチ安定していない感じがします。Rollei 35のプリミティブな露出計の方が信頼感があります。アプリを使って露出をチェックするか、単体露出計を買うか悩ましいところです。単体露出計を購入してゾーンシステムを学ぶのもありですね。

フィルム:Professional Tri-X 400 Black and White Negative
カメラ:LEITZ minolta CL
レンズ:Voigtlander Nokton 50mm f/1.5 Aspherical II SC
現像液:CineStill Film DF96 Monobath
スキャナー:Plustek OpticFilm 8200i SE
スキャンソフト:SilverFast SE Plus 8

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