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#フィルム

荒野の街 Barstow

Barstowでは、LEICA M10-P、Plaubel Makina 670、そしてLEICA MP 0.72の3台体制で撮影を楽しみました。LEICA M10-PとPlaubel Makina 670で撮影した作品は、すでにnoteで掲載させていただきました。 LEICA M10-Pの作品は、デジタルならではの解像感の高い描写が魅力です。Plaubel Makina 670の作品は、ILFORD HP5+で撮影したモノクローム作品で豊な階調に魅了されました。今回は、3

朝日で照らされるSan Pedro

朝日で照らされるロサンゼルス・サンペドロを、CineStill 400Dの独特な赤いハレーションで描写してみました。 やっぱり、CineStill 400Dは良いですね。最も気に入っているカラーフィルムです。 大判カメラ用フィルム、CineStill 400Dynamic 4×5も発表されました。さすがに大判カメラには手を出しませんが、このフィルムの人気が伺えます。 カメラ:LEICA MP 0.72 レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Bla

ブローニーフィルムのCineStill 400D

ロサンゼルス出張では、ブローニーフィルムのCineStill 400Dを試してみました。35mmのCineStill 400Dは、最も気に入っているカラーフィルムです。ハイライトが赤く滲む感じや、ノスタルジックながらパンチのある描写など、とても個性的です。ブローニーフィルムのCineStill 400Dも、35mmフィルムと同じ描写を期待しました。 しかし、スキャンがイマイチなのか、Lightroomでの現像がイマイチなのか分かりませんが、35mm版のCineStill 4

初めての街でフォトウォーク

日曜日の昼下がり、用事があり知らない街を訪れました。30分程度でしたが、初めての街のフォトウォークはいつも刺激的です。この時は、Plaubel Makina 670にKODAK Tri-Xを入れて写真を撮りました。 ブローニーフィルムのKODAK Tri-Xは、当然35mmフィルムと異なり、粒状感が少なく、精細な描写、優しい穏やかなトーンが印象的です。 カメラ:Plaubel Makina 670 レンズ:NIKKOR 80mm F2.8 フィルム:KODAK EKTAC

リバーサル ブローニーフィルムで撮ったOld Car City

クラシックジャンクカーの聖地、Old Car CityでPlaubel Makina 670のシェイクダウンしたとき、KODAK Tri-Xだけではなくリバーサル ブローニーフィルムでも撮影しました。撮影したのは2月9日ですが、The Darkroom(CA州)に郵送で現像を頼むため、撮影済みフィルムが数本貯まるまで待っていました。返送は費用がかかるので、節約のため数本まとめて現像を依頼しています。そのため、仕上がりを見るまでに時間がかかってしまいました。 フィルムは、初め

クラシックジャンクカーの聖地Old Car City

クラシックジャンクカーの聖地、Old Car CityでPlaubel Makina 670のシェイクダウンを行いました。この時は、Plaubel Makina 670だけではなく、LEICA MP 0.72も持っていき、35mmフィルムでも撮影を楽しみました。 この日は曇天ということもあり、暗い場所ではフラッシュを積極的に使って絵作りを試みました。フラッシュは、カメラから離してリモート発光です。 Plaubel Makina 670で撮影した写真と比べると、かなり描写に差

イタリアのフィルム Ferrania P33が届いた

Ferrania P30ロサンゼルス出張から戻ると、イタリアのフィルムメーカーFerraniaが新たに発売したP33が届いていました。アメリカの宅配便は、大げさに梱包された場合と、簡易的な梱包と二極化されている感じがします。今回は後者で、フィルムの箱がボロボロで届きました。 このフィルムはP30の改良版良いう位置付けで、私は2年前にP30を試しています。P30は、よく言えばメリハリの効いた描写ですが、悪く言えばコントラストが効きすぎて階調性が低い描写で、私にとっては扱いにく

中判フィルムを銀塩プリントしたら、しっとりとした立体感ある素晴らしい描写だった

お迎えした中判カメラのPlaubel Makina 670でジャンククラシックカーの聖地「OLD CAR CITY」で試し撮りをして、KODAK Tri-Xはその日の晩に自家現像をしました。次の日はそれをスキャンをして、中判フィルムの素晴らしい描写に驚愕。Makina 670を迎えて良かったと心底思いました。そして、今回はプリントです。中判フィルムのスキャンで活躍した「Intrepid Compact Enlarger」は、今回は本来の機能である引き伸ばし機として頑張ってもら

富山の鉄道 <週末自家現像>

年末年始を富山の妻の実家で過ごしていた時は、朝早く起きてフォトウォークするのがルーティンでした。好きな被写体のひとつとして鉄道がありました。とくに路面電車は様々なデザインがあり飽きません。 <モノクローム写真> カメラ:LEICA MP 0.72 レンズ:Summilux-M 50mm f/1.4 ASPH (Black-Chrome Edition) / Summilux-M 35/f1.4 Steel Rim -reissue- フィルム:ILFORD HP5 PLUS

Barber shop <週末自家現像>

昨日はLEICA M10-Pとズミクロン M 35mm F2 ASPHで撮影した床屋さんの写真を紹介しましたが、今回はLEICA MP 0.72とズミルックス M 35mm F1.4 スチールリム復刻版の組み合わせです。デジライカの描写も好きですが、やはりフィルムは良いです。スチールリムのドリーミーな描写が、フィルムの粒状感と相まって力強さもあり優しさも混ざり合っています。自分が見て記憶に残ったイメージと、フィルムの描写がとても近い印象です。 カメラ:LEICA MP 0.

TOYAMA GIRL <LEICA MP 0.72>

写真家の西田航さんの「NEW STANDARD PORTRAIT」に触発され、ズミルックス 35mm F1.4 スチールリム復刻版で、富山に帰省している娘を撮影しました。フィルムは、KODAK Pro Image 100です。素朴な色の発色により至って普通の写真となり、それがこのフィルムを気に入っているところです。 カメラ:LEICA MP 0.72 レンズ:Summilux-M 35/f1.4 Steel Rim -reissue- フィルム:KODAK Pro Imag

東京色々

今日から、妻の実家がある富山に入っています。ここで年越しまで過ごします。 東京で3日間過ごしたので、カメラ関連でのアクティビティをまとめてみました。 HARMAN PHOENIXの現像HARMANから発売された完全新作のカラーフィルムPHOENIXをロサンゼルスのハモサビーチで撮りきったので、それを日本滞在中に現像に出そうと思い、新宿のヨドバシカメラやキタムラに行きました。結果としては、C-41だけれど未知のカラーフィルムなので外部のラボに出さなければならず、2週間以上時間

Barber Shop <週末自家現像>

Edgewood Aveの床屋に、プレゼントの写真を届けに行ったら大変喜ばれました。その流れで、またまた写真を撮らせてもらいました。今回は、LEICA MP 0.72とズミルックス 50mm F1.4だけで撮影をしました。暗い店内では、大口径レンズは重宝します。 モノクロームフィルムの粒状感と、ズミルックスが描く立体感が相まって、なかなか良い雰囲気になりました。これだから、フィルムは最高です。 カメラ:LEICA MP 0.72 レンズ:Summilux-M 50mm f

Downtown Atlanta <週末自家現像>

小雨が降るアトランタ ダウンタウンをフォトウォークしました。こういう時はレンズ交換をせず、ズミルックス 50mm F1.4だけで楽しみました。 今回現像した長巻フィルムのFOMAPAN 400は、残すはRollei 35Sに入っている1本のみとなりました。それまでILFORD HP5+を使っていたので、FOMAPAN 400は若干コントラストが弱い印象でパンチに欠けると思っていましたが、慣れてくるとそれが味わいに感じてきました。この後はILFORD HP5+(長巻 2箱)に戻