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2021年1月の記事一覧

米国製 LLOYD'S フィルムローダー

先日、長尺フィルムを使うため、B&HからLLOYD'Sのフィルムローダーを購入しました。長尺フィルムは、100ftで36枚撮り18本相当です。そうなると、自分のペースだと同じフィルムを数ヶ月間ずっと使う事になります。ならば、もう一つフィルムローダーを購入して、別の銘柄のフィルムを並行して運用すれば、気分に応じてフィルムを選べる楽しみが出来ます。 という事で、もう一つLLOYD'Sのフィルムローダーを購入しました。全く同じでは芸がないと思い、現在販売されている中国製ではなく、

Voigtlander Nokton 50mm f/1.5 Aspherical II SC <自家現像>

先週末、自家現像したArista EDU Ultra 400 Black and Whiteをスキャンしました。LEITZ minolta CLにVoigtlander Nokton 50mm f/1.5 Aspherical II SCを装着して撮影したフィルムです。 M-ROKKOR 40mm f2に比べて重くて大きいけれど、ブラックペイントは所有感ある独特の雰囲気を醸し出しています。 フィルムは自家現像です。HOLGAと同じタンクで現像しましたが、HOLGAよりも上手

長尺フィルムを詰めてみた

世の中でSONY α1が盛り上がっている中、私は超アナログカメラライフを相変わらず楽しんでいます。今日は、長尺フィルムILFORD HP5 PLUSをフィルムパトローネに詰めてみました。準備として、ダークバックに長尺フィルムとフィルムローダー、カッターを入れます。ダークバックの中で長尺フィルムの箱を開封し、ビニール袋からフィルムを慎重に取り出します。フィルムの先端はテープで止められているので、手探りでテープを剥がします。次にフィルムをフィルムローダーに入れます。その時に、

HOLGA 400を現像してみた

トイカメラで有名な香港生まれのHOLGAが出しているフィルムを現像してみました。フィルムの価格は、24枚撮りで$4.59 (B&H)と安めの価格設定です。 今回で2回目の自家現像となります。既に現像液CineStill Df96(写真左)にほんのりと色がついています。現像時間は現像液の劣化に合わせて一回ごとに15秒増やしていきます。今回は、27度で3分15秒の現像です。 トイカメラのメーカーらしくラティチュードが狭いため、ディテール表現や繊細な描写を求めるものでは無く、粒

5D Mark IVを持って娘と散歩

最近はフィルムカメラ一辺倒だったので、たまにはデジタルカメラということで、EOS 5D Mark IVを持って娘と散歩に出かけました。ただ、ずっと軽いフィルムカメラを持っていたので、大三元など大きなレンズを持ち歩く気になれず、EF 40mm f2.8の一本だけにしました。 デジタルカメラは、やはりとても便利ですね。その場で撮った写真を確認できるのは素晴らしいし、失敗の確率も低い。何と言っても、何枚も撮ってもコストに響かないのもありがたい。それだけに、フィルムカメラの趣味性が

LEDライトパネルを購入

フィルムをチェックするライトパネルを購入しました。購入したのは、Porta-Trace Gagne Frameless Crystal LED LUMEN-Series Light Panel (6 x 9")というLEDライトの製品です。 外観はとてもシンプルでロゴすらありません。ガラスの端面もアクセントとして光るデザインになっています。 角にある四つの脚を外すと簡単に分解できます。透明アクリル製の本体、乳白色の樹脂パネル、黒いフレームの三つの部品で構成されています。透

使えないLeica Digital Workmap

11月に新品で購入したLEICA MP 0.72が、たった一本のフィルムでシャッターが切れなくなりました。修理のためニューヨークにあるライカUS本社に問い合わせたところ、ライカUS本社リペア部門から「Repair and Survice Document」に必要情報を記入して、カメラに同梱して送付するように指示されました。今回は保証内だと思うのですが、念のためカード情報も記載しました。 12月4日にFeDexでライカUS本社に送付しました。カメラを送付して一週間以上経った1

初めて自家現像したフィルムをスキャンしてみた

初めて自家現像したフィルム2本をスキャンしてみました。2本ともKodak Tri-X 400で、CineStill Df96 MONOBATHでの現像です。まずは、EOS 7NEで撮影した写真です。 娘が夢中になってお絵描きをしていたので、それを撮りました。窓から入る光で逆光だったため、フラッシュを天井にバウンスさせての撮影です。 EF 24-70mm f/2.8L II USMで、冬の湖畔を逆光で撮りました。現行レンズだけに逆光耐性が良いですね。 日中シンクロで太陽を

フィルムカメラを持って散歩

今日は連休の中日で天気が良かったので散歩に出かけました。カメラは、EOS 7NEとLEITZ minolta CL、そしてRollei 35Sの3台です。その全てが40mmのレンズです。理由は、コンパクトな40mmにするとPeak designのバックに3台が収まるというだけです。 最初は寒かったのですが、だんだんと暖かくなり、良い散歩日和となりました。

Giottos Rocket Air Blasterを買った

スキャン作業を快適に行うために、大きめのエアブローを導入しました。買ったのは、Giottos Rocket Air Blasterという、その名の通り子供のおもちゃのようなワクワクするロケットデザインのエアブローです。ロケットの尾翼で直立できるデザインが秀逸です。星のロゴマークもロケットの世界観を強調していて素敵ですね。 PATERSONの現像タンクに載せると、発射台にセットされたロケットのように見えます。同じ黒に赤いアクセントなので、同じメーカーの商品に見えます。 とい

KODAK Film Caseが届いた

昨年11月に衝動買いをしたKODAK Film Caseが1ヶ月以上かかって、やっと届きました。香港から発送されたため、この状況ということもあり時間が掛かったようです。ホームページでは、発送時間がおよそ「7-14 working days」と記載されていたので、通常ならば1ヶ月以内に到着するはずでした。 このフィルムケースは、70年代に実際に発売されていたフィルムパトローネケースからインスパイヤされた商品です。KODAKが販売しているのではく、RETO Production

自家現像の道具を一式揃える

スキャンする写真のクオリティ向上とコストダウンのため、スキャナーを導入しましたが、さらにコストダウンをするために自家現像にトライします。その一式が、B&Hから届きました。 当初はLAB-BOXを買おうと考えていました。しかし、意外と難しく失敗も多いとのネットでのレビューを散見し、それならばベーシックなシステムの方が良いだろうという考えに至り、定番のPATESONの現像タンクとリールを選びました。昔、学生時代の写真のクラスでは金属製の現像タンクとリールを使っていましたが、それ

フィルムスキャンを楽しむ Plustek OpticFilm 8200i

フィルムスキャンPlustek OpticFilm 8200iをさらに楽しんでみる。RAWではなく、JPEGスキャンで十分なクオリティが得られるので、基本的にはJPEG運用になるかと思います。下の写真は、Rollei 35Sで撮影したデスバレー国立公園の夕焼けです。 デスバレーの景色は、スターウォーズ的な地球外惑星のような雰囲気で好きです。Multi-Exposureのおかげでダイナミックレンジが広がっており、見応え感ある写真になりました。 どこで撮ったか忘れてしまった飛

フィルムスキャナーの導入

これまで、サンフランシスコのThe Darkroomというオンライン現像ショップに、現像とスキャン、プリントをお願いしていました。しかし、スキャン費用も馬鹿にならないので、コストを下げるためフィルムスキャナーを導入しました。 スキャナーは、Plustek OpticFilm 8200i という機種です。OpticFilm 8200i には、スキャンソフトのSilverFast SE Plus 8が付属しています。SilverFastは、最新バージョンのSilverFast S