mojamoja_engeki

東京を拠点に活動している演劇などをやるユニットです。

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マガジン

  • 自由に使える脚本

    脚本:中山美里(演劇企画もじゃもじゃ) 上記の記載があればご自由にお使いいただける脚本集。

最近の記事

『ある腐女子』本番に寄せて

2023年11月16日 演劇企画もじゃもじゃ主宰 中山美里 2年ぶりの本公演を企画立案できたことと、現在稽古が行えることに対して、関係者と既にご予約いただいている方々、観劇を検討してくださっている皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。 2023年11月22日(水)〜26日(日)の本番を無事に迎えられるよう祈りつつ、公演に向けた文章をこちらに掲載致します。 長くなります。役者をはじめ、関係者を守るために言葉を尽くさなければならないと思ったからです。団体の意向ではなく、中山美里個

    • 脚本『アイニージュー』

      こちらの脚本を何かしらの媒体でご利用いただく場合はどこかに 脚本:中山美里(演劇企画もじゃもじゃ) と記載していただければご自由にお使いいただけます。 ラジオドラマ脚本  ※ラジオドラマ用に執筆しましたが、どのようにお使いいただいても構いません。 『アイニージュー』 【登場人物】 ・男 ・女 ・元カノ ・バイト君 カッコで描かれているところはSE ●がついているセリフは男のナレーションを想定

      有料
      1,000
      • 脚本『宇宙交信』

        こちらの脚本を何かしらの媒体でご利用いただく場合はどこかに 脚本:中山美里(演劇企画もじゃもじゃ) と記載していただければご自由にお使いいただけます。 ラジオドラマ脚本  ※ラジオドラマ用に執筆しましたが、どのようにお使いいただいても構いません。 『宇宙交信』 登場人物 ・男・・・社会人。おじさんとお兄さんの間。 ・店員・・・中華屋で働く若い女。

        有料
        1,000
        • D or A第1回「テーマ出し」

          『デッドorアライブ〜2023年本公演に向けて〜』 という企画をやってます。どうも、演劇企画もじゃもじゃです。 企画の詳細と団体についてはホームページをご覧ください。 ↓ 4月19日(火)に第1回「テーマ出し」にてそれぞれのテーマを文章化して団体へ提出。26日(火)にブラッシュアップしたものを再提出しました。 今回の企画は、戯曲が完成してからの大幅改変ができないというルールが設けられているため、今のうちに外部からの意見をいただきたいということで、以下にもじゃメンバーである安

        『ある腐女子』本番に寄せて

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        • 自由に使える脚本
          2本

        記事

          もじゃもじゃ活動報告〜ギンガクノフユ 雪の演劇祭にて〜

          もじゃもじゃの安藤です! あのギンガクノフユから早1ヶ月余り… 大変遅くなってしまいましたが、振り返り雑談最終編です! 2019/3/4 pm20:00 ▲盛岡駅前での振り返り雑談【後編】▼ ギンガクノフユ 雪の演劇祭で取り組んだ 『人魚の肉をこねる』について話す三人。 三人だけで取り組んだ今回の作品 中 役者は難しい 演出卓から今回の芝居見たら治したいとこいっぱいあったね  泉 そりゃそうだよね 中 無茶苦茶だもんねw 『やりとり』できて

          もじゃもじゃ活動報告〜ギンガクノフユ 雪の演劇祭にて〜

          もじゃもじゃ活動報告〜ギンガクノフユ 雪の演劇祭にて〜

          2019/3/4 pm19:30 ▲盛岡駅前での振り返り雑談【中編】▼ 合宿を振り返る3人 中 なんか私最初の方ずっと書いてたよね 夜書いてたのか? 安 夜めっちゃ書いてたよ 泉 夜めっちゃ書いてた ほんと 中 でも※『猫』の時よりは書いてなかった 徹夜してないし ※『猫』…もじゃもじゃ第二回本公演のタイトル 泉 短いからじゃない? 『猫』長いもんあれ 安 あれ、でも『猫』も結局50分ぐらい・・・ 中 『猫』あれめっ

          もじゃもじゃ活動報告〜ギンガクノフユ 雪の演劇祭にて〜

          もじゃもじゃ活動報告  〜ギンガクノフユ 雪の演劇祭2019にて〜

          どうも、もじゃもじゃの安藤歩です。 先日もじゃメンバーは岩手県和賀郡西和賀町で行われたギンガクノフユ・雪の演劇祭2019に参加してきました! 2週間近くにわたる滞在製作。主宰、中山美里の書き下ろした『人魚の肉をこねる』という作品を現地で上演しました。 初の遠征は私たちに濃すぎる経験を残してくれました。。。 今回はそんなそんなギンガクでの出来事を、雑談記録としてお届けしたいと思います。 2019/3/4 pm19:00 ▲盛岡駅前での振り返り雑談【

          もじゃもじゃ活動報告  〜ギンガクノフユ 雪の演劇祭2019にて〜

          カラオケの間奏

          カラオケ好きです。録音とはいえプロの演奏だしいつもより自分の声が大きく響いて聞いてとお願いしなくても私の歌を聞いてくれる人がいる。 カラオケボックスに閉じ込められた人間は歌わなくてはいけない。(歌わない人もいるけど)カラオケボックスに一度入ったならば歌を聞かなければならない。(寝るやつもいるけど)気持ちいい~~カラオケ、超気持ちいい。 だけどノリノリの曲の途中に、長い間奏があったりすると死にたくなる……。歌ってるときは我を忘れてこの状況の自分に浸ることができるのに、一度間奏を

          カラオケの間奏

          冷たくないしあったかいよりもあったかい

          もじゃもじゃ第三回公演「マンボウ」に役者として出演させて頂く宮本蓮生です。 なんでも書いていいと言ってもらいましたが本当にいいのでしょうか。 それなら実家の猫の話やお金欲しいなみたいな事しか書けないです。 女20年目に突入しましたが女年齢みたいなものは人それぞれで(自分が低いとか高いとかではなく) 段々と女のパターン化もできてくるようになり、それでも割り切れはせず 人間関係に熱くなってしまう そんな人良いですね、 友達って絶妙ですよねバランスがすごい難しいな

          冷たくないしあったかいよりもあったかい

          今のところ劇団について1

          劇団として演劇作品の創作にあたることは、単純に効率がいいらしい。確かに毎回同じメンバーであれば改めて共有することも少ないので効率は良いと思う。 桜美林大学で立ち上げた集団「もじゃもじゃ」だが、当初のメンバーは私ともう一人の計2名だった。そして第一回公演が終わった時点で2名(そのうち一人は現メンバーの泉川)が加入。そのまま卒業後も劇団を続けていくか、当時どう考えていたかは忘れた。 大学4年生の年、とにかく全員が忙しかったのを覚えている。オムニバス公演も企画し、スケジュール

          今のところ劇団について1

          私、マンボウ、半径3メートル

          もじゃもじゃ第三回公演「マンボウ」 脚本を担当しました 劇団員の安藤歩です。 実はこの作品、大学のゼミの課題で出したもので、陽の目を見る予定はなかったんですよね。 ゼミの課題の狙いは「自分の半径3メートルじゃなくて社会を俯瞰した作品をかけるようになる事」…とかだったと思うんですけど。 いやー、 見事に半径3メートルです。 私、まだそんな範囲のこと書くので精一杯なんですね。 「マンボウ」は3人の女の子が出てくる話しになってるんですけど、最初は私の親友たち3人がモデルでした

          私、マンボウ、半径3メートル

          「猫」について/工藤千尋

          この文章を書いてる今、メモアプリに何度も書いたり消したりを繰り返しています。 そんなこんなしてるうちに朝日が昇り、また夜が来ました。そしてまた朝を迎えました。 言葉にならないものに溢れてます世の中。 あいつと食べたキャベツいっぱいのもつ鍋 あの子と初めて行ったおすすめのセンスがいいBAR 十年以上ぶりにとったイルミネーション前での家族との写真 美味しかったね、嬉しかったよと言葉を連ねてみるものの、こんな言葉でいいのか!? なんだか物足りないし、なんか違う!チープだ! 言

          「猫」について/工藤千尋

          「猫」について/永島将伍

          夢について最近考える機会が増えた。 卒業という節目を迎えて自分は何がしたいのかを自問自答することが増えたからだ。 私は最近地元の友達に仕事探せだの就職しないとやばいとよく言われる。これはわかる。自分でも周りからは少し外れてるんだなと思う。就職しないと言うと周りから心配だったり嘲笑混じり変な反応をされる。あんまりそっちで食べていける人いないんじゃない?夢なんて追っている場合じゃないだろ。そんなの追ったところで何になる?といったように。 自分から見ても現実が見えてないところもあ

          「猫」について/永島将伍

          「猫」について/ロサリオ香蓮

          大学最後の舞台。今回美里に誘われた時、是非出たい!出させてくださいと思いました。もじゃもじゃ、といいますか、主宰である中山美里と一度演出家、役者、といった立場で関わりたかったからです。あと猫が単純に好きです₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾ 稽古始まって中山さんをみて、こいつすげぇさらけ出すなぁ。と思いました。凄いと思いました。この作品に全力なんだと伝わりました。私もやるぞー!!てなりました。はいw さて美里のことをいっぱい書きたいんですが、そこはやめときます!!それでは作品

          「猫」について/ロサリオ香蓮

          「猫」について/安藤あゆみ

          まず中山美里の話をします。 中山美里は演劇団体もじゃもじゃの主宰で、この度の作品『猫』の脚本演出を務める人間です。 彼女はちゃらんぽらんな私から言わせても、決して優秀な人間ではないと思います。 彼女はよく大きい言葉を吐きます。 「この芝居で世界を変える」 …けどびっくりすることに、私は中山が何か物事をトントン拍子に、要領よく進めているのを見たことがありません。中山の前にはいつも壁が沢山あって、そこを乗り越えるのにいちいち愚痴をこぼしていく。目の前にやらなくちゃいけないこと

          「猫」について/安藤あゆみ

          「猫」について

          先日、私がこの世で一番好きなダンサーの最後の公演がありました。彼女の躍りをもう二度と舞台上でみることができないのではないか、この一瞬一瞬が見納めなのかと思うと絶望しかありませんでした。そんなの絶対嫌だと思い「もったいない、もう躍りをみれないなんてこの先どうやって生きていけばいいのかわからない」と懇願気味に言うと、「それでも決めたことだから」と彼女は返しました。目が、言葉が強くて、私はそれから何も言えなかった。 彼女がダンスから離れることはないけれど、彼女の躍りが私は好きだった

          「猫」について