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日本神話_スサノオの試練とスセリヒメとの恋

どうも、スタンドFMで200配信以上している、もじゃです。

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オオクニヌシは八十神(やそがみ)たちに追われて、根の国に逃げ込みます。

根の国には、スサノオがいました。


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オオクニヌシとスサノオの試練をなぜか受けることに…。


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スセリヒメとの恋


スサノオには、スセリヒメという美しい娘がいました。

彼女が根の国に来たオオクニヌシを出迎えにいき、そこから恋が始まります。


オオクニヌシにはヤガミヒメという美しい妻もいますが…。

その結婚への嫉妬のせいで八十神(やそがみ)たちに追われているのですが…恋が始まります。

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スサノオの試練〜蛇の部屋〜


スサノオはオオクニヌシにある部屋に泊まれと。

オオクニヌシはありがたくその部屋を利用するのですが、スセリヒメが気をつけてと忠告してきます。

忠告とともに、謎の布をオオクニヌシに渡しました。


不思議に思いながらも、オオクニヌシはその部屋で寝ていると、蛇がウジャウジャ這い回ってくるのです!

オオクニヌシは慌てながらも、スセリヒメにもらった布を振ると蛇たちは退散していきました。

一体、何の布なのでしょうか。


スサノオの試練〜ムカデと蜂の部屋〜


翌日、スサノオは平然としたオオクニヌシを見て、次はこの部屋で泊まれと。

同じくスセリヒメは忠告し、布を渡します。


寝ていると、今度はムカデと蜂が襲ってくる部屋でした!

オオクニヌシは布をすぐに振ってムカデや蜂を退散させました。


スサノオの試練〜火攻め〜


スサノオはまた平然といるオオクニヌシを見て、今度は野原で火攻めします。

一体、スサノオは何をしたいのやら…。


オオクニヌシは火に囲まれて、もう逃げ場がない!となった時に、足元にネズミの逃げ道を見つけます。

その逃げ道に入り込み、火が消えるのを待ち、一命を取り留めました。


スサノオの試練〜しらみ取り〜


スサノオはまた平然といるオオクニヌシを見て、自分の頭のしらみ取りをお願いします。


すると、スサノオの頭には、しらみではなく、無数のムカデがいました。

スサノオ、頭気持ち悪くないのかな…。


しらみ取りならぬ、ムカデ取りを任されたオオクニヌシですが、スセリヒメから木の実を渡されていました。


この木の実と土を口で混ぜて吐き出すことで、ムカデを噛んでいるとスサノオを欺いたのです。

このあたりもよくわからないですね…。


こうして、ムカデ取りをしている最中に気持ちよくなってきたのか、スサノオは眠りについてしまいます。


その隙に、オオクニヌシはスサノオから逃げていきます。


逃げるついでに、剣と弓矢と琴も持っていきます。

オオクニヌシも抜け目ないですね…。


その様子に気がついたスサノオは激怒しましたが、最後は諦めて頑張れよとエールを送る良いヤツでした。


ちなみに、この武器で八十神たちを倒すことができました。


こうして、オオクニヌシとスセリヒメは夫婦となり、奈良県の春日大社に祀られています。

オオクニヌシは浮気性で何度もスセリヒメとケンカしては仲直りを繰り返し、また浮気していました…。


ちなみに、オオクニヌシと表していますが、元々オオナムチという名前で途中でオオクニヌシと命名されます。

名前が途中で変わったり、他にも色々な呼び方があったり、ややこしいのでオオクニヌシに統一しています。

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