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映画_『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』のあらすじ

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ハムナプトラとは、1999年に公開され、地上波でも何度も放送された有名作品ですね。

エジプト神話のエッセンス×アクション×ややコメディ感があります。


ちなみに、原題は『The Mummy』とのことなのでミイラが主軸となるお話です。


ハムナプトラシリーズは2021年現在ハムナプトラ3まで公開されています。

この記事では、初回の『ハムナプトラ 失われた砂漠の都』についての紹介です。


3000年前の大恋愛

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大神官イムホテップファラオの愛人アナクスナムンは禁断の恋に落ちます。

ファラオとは、エジプト王家のこと。


つまり、神官という高い位ではありますが、最上位のエジプト王家の女に手を出したわけです。

時代背景もあり、この時点でかなり重い罪に問われそうですね。


この浮気がファラオであるエジプト王にバレてしまい、すぐにエジプト王を2人で殺害します。

しかし、エジプト王の親衛隊が追いかけてきます。


そこで、アナクスナムンはイムホテップが逃げる時間を稼ぐために、親衛隊の目の前で自害します。

イムホテップに「逃げて、私を甦らせて。」と残して。


このシーンには、エジプト神話の特徴が隠されています。

エジプト神話の特徴は甦りです。

死者は甦り、再び現世に帰ってくると信じられていました。

そのため、可能な限り生前のままの姿を残すために偉い人ほどミイラを作ったのですね。


死者の書の儀式

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イムホテップはすぐにアナクスナムンを復活させようと儀式を行います。

その場所こそ死者の都ハムナプトラです。


死者の書を用いて呪文を唱えながら、アナクスナムンが復活しかけたその時…。

ファラオの親衛隊が儀式に入ってきました。


こうして、死者の書の儀式は途中で中断となり、アナクスナムンの復活は叶いませんでした。

続いて、イムホテップは逮捕されます。


イムホテップは残酷すぎて一度も行ったことがないとされているホムダイという刑に処されます。

舌を抜き、生きたままミイラにされるという刑。

そしてスカラベという虫を大量に入れられ、棺桶に閉じ込められます。


このスカラベという虫は作中では、人間の皮膚を食い破り、内蔵を食べる怖ろしい虫として描かれています。

エジプト神話において、スカラベとはフンコロガシを表します。

フンコロガシとは、神聖な生き物として崇められているのです。


20世紀初頭の冒険

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時は20世紀初頭まで進みます。

3つのグループがハムナプトラを巡って戦います。


1つはオコーネル一派

『ハムナプトラ』の主人公といえば、オコーネルです。

彼は元死刑囚でありながら、ハムナプトラの場所を知っている数少ない人でした。

ひょんなことから、ヒロインのエヴリンに命を助けてもらいます。

エヴリンはエジプトの歴史を知りたい歴史学者です。

つまり、歴史を知るためにハムナプトラに向かいます。


次に、ベニー一派

彼は元オコーネルの仲間だが、狡猾で自己中心的なキャラです。

何度もイラッとさせられるでしょう。

彼らの狙いはエジプトの財宝です。

ハムナプトラには、大量の財宝が眠ると言われていたのです。


最後に、メジャイ

彼らは太古の昔より、イムホテップの復活を防ぐためにハムナプトラを守ってきたグループです。


この3つのグループが各々の思惑でハムナプトラに集まります。

その後、イムホテップは復活してしまうのでしょうか?


『ハムナプトラ』を視聴するなら、こちらの記事


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