日本神話_オオクニヌシと八十神たちの戦い
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『因幡の白兎』の後の話は知っていますでしょうか?
その後は、実はオオクニヌシと八十神たちが戦います。
八十神たちは結構鬼畜なので、この記事では八十神たちとの戦いに着目します。
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八十神たちとの戦い①
八十神たちは、オオクニヌシ殺害計画を企てます。
理由は、自分たちが好きなヤガミヒメをオオクニヌシに取られたからです。
取られたと言っても、ヤガミヒメが選んだという表現の方が適切かもしれません。
つまり、八十神たちの嫉妬です。
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八十神たちの殺害計画はオオクニヌシを焼き潰そうというものでした。
まず、オオクニヌシに山で赤いイノシシを捕まえてくれと依頼します。
優しいオオクニヌシは依頼通り、赤いイノシシを捕まえるために山の中に入っていきました。
すると、上から八十神たちが、真っ赤な大きな焼石を転がすのです。
「オオクニヌシ!いま赤いイノシシがオオクニヌシの方に!捕まえろ!」
イメージ図ではこんな感じです。
( 神話と神様と神社のことあなにやし より)
赤いイノシシという名の真っ赤な焼石を全身で受け止めますが、焼き潰されてしまいました。
なんと、オオクニヌシはあっさり死んでしまうのです。
八十神たちとの戦い②
オオクニヌシの死を知った他の神様は、あまりにも可哀そうやからということで生き返らせることにしました。
生き返ったことを知った八十神たちは、再度、殺害計画を企てます。
次は大木の裂け目に押し込んで殺害しよう。
イメージ図です。
( 神話と神様と神社のことあなにやし より)
再び、オオクニヌシは八十神たちの口車に乗せられ、大木の裂け目に押し込まれ、大木に挟まれて圧死。
なんとオオクニヌシは2度もあっさりと死んでしまうのです。
八十神たちとの戦い③
またまた、可哀そうやからということでオオクニヌシは生き返ります。
そして、またまた、生き返ったことを知った八十神たちは追いかけてきます。
それに対して、さすがにオオクニヌシも逃げます。とにかく逃げます。
とっさに、木の根っこの穴に逃げ込みます。
その木の根っこの穴は、スサノオが治める根の国に通ずる道でした。
こうして、オオクニヌシとスサノオが出会う話になります。
ちなみに、根の国とは、黄泉国(死者の国)説もあります。
ちなみに、オオクニヌシと表していますが、この頃はオオナムチという名前で途中でオオクニヌシと命名されます。
名前が途中で変わったり、他にも色々な呼び方があったり、ややこしいのでオオクニヌシに統一しています。
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